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女優 矢部 みほ
1992年の芸能界デビュー以来、グラビアアイドルやタレント、女優として多方面で活躍し続けている矢部みほさん。周りが元気になるような明るい人柄で、弊誌カンパニータンク上でも経営者の方々に笑顔を届けている。「Interviewer's Eye」第7回では、そんな矢部さんにお話を伺った。

インタビュー・文:カンパニータンク編集局

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1992年に雑誌『Momoco』の「New MOMOCO CLUB」グランプリ受賞をきっかけに、グラビアアイドルやタレント、女優としてマルチに活動の場を広げてきた矢部みほさん。そんな矢部さんが芸能界に入ったのは弱冠15歳、まずは芸能界入りを決意したきっかけから伺った。

矢部 小学校の頃からイジメを受けていて、「いつか皆を見返してやろうよ」と友達に励まされたことがきっかけですね。元々暗い性格だった私は、「芸能界という華やかな世界に行けば自分が変われる」という期待もあったんです。それで中学生の頃から何度もオーディションを受けたのですが、受からずで・・・。それでも諦めきれなかった私は、中学卒業後の進路を芸能界一本に定めていました。やっぱりというか、先生には反対されましたけどね(笑)。そして、中学卒業前にオーディションでグランプリを獲得してから、周囲の反応がガラっと変わったのを覚えています。東京に出てからは、仕事を通して色々な体験を積んでいくことで自分に自信がつき、暗かった性格が明るくなっていきました。

―それが人生の大きなターニングポイントだったのですね。では、芸能界入りしてから矢部さん自身のターニングポイントとなった出来事はありますか?

矢部 2つあります。1つは、私自身のベースでもあるグラビアのお仕事に携わったことです。グラビアの仕事を始めた頃は、描いていた理想の芸能界像とのギャップもあり、泣きそうになったことは何度もありました。けれど、次第にグラビアを通して多くの人に私の名前を知ってもらえるようになり、それがきっかけでTVに出ることもできました。その内、グラビアの仕事に対して「恥ずかしい、嫌だ」という感情よりも「私にしかできないことをやってみよう!」という風に捉えるようになったんです。ある意味、吹っ切れたというか。当時は20歳前後でしたが、「自分自身をプロデュースしていこう」と考えるようになりました。写真集1つとっても自分のアイデアを反映させるようにして、「矢部みほ」にしかできない写真集を作っていこうと。「生き残るのが難しい」と言われる芸能界で、今日までこられたのは、グラビア時代に様々な経験を積ませて頂いたことにあると思います。

─では、もう1つのターニングポイントとは?

矢部 「温泉へ行こう」(TBS制作)という昼ドラに出演したことです。共演される役者さんは舞台などで活躍された経験豊富な方々なのに対し、ドラマシリーズが始まった当時の私は、演技に関してほぼ初心者。周囲から心配されるほどだったんです。けれど、他の共演者さんやスタッフさんにすごく良くしてもらって、このドラマを通して初めて「お芝居って楽しい」と思うようになりました。そして、監督さんからも「最後に一番成長したのは美晴(役名)だな」と言われたことが、自信に繋がりましたね。その時に、「人間、苦手なものでも頑張り続けていれば、いつか認めてくれる人がいる」と思うようになりました。今でも、当時の共演者やスタッフさんと親交は続いていて、私がオーナーを務めるバー「YABEKE」にも来てもらっていますよ。

─お仕事に臨む際に、心がけていることは何かありますか?

矢部 「この人はなぜ、私をキャスティングしたのか」ということをいつも考えるようにしています。芝居をはじめ、様々なお仕事で私をキャスティングすることで「イメージ通りだよ!本当に矢部さんでピッタリだったね!」と思って頂きたいんです。そのために、オファーして頂いた方が私に対してどのようなイメージで仕事をしてもらいたいと考えているのかを掴み、それを大切にした仕事をしています。「よしっ!期待に応えなきゃ!」という心地よいプレッシャーが、私のモチベーションにも繋がっているのだと思います。

矢部さんは2010年に、母や元タレントである妹たちとバー「YABEKE」を世田谷区・池尻大橋にオープンさせた。自らはオーナーという立場に就き、経営者としても歩み始めた。

矢部 経営者になって変わったことはあまりないと思います。むしろ、母や妹たちが「YABEKE」をきっかけに変わっていったことが、オープン後に起きた一番の変化でした。母なんかは毎日生き生きとお店に立っていて、最近若返ったようにも見えます(笑)。妹たちも頑張ってくれていますし、そんな皆の頑張りを私はお給料という形で還元しているのです。

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