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注目企業インタビュー

相性抜群のコンビでさらに会社を大きく

 あうんの呼吸で事業を拡大していらっしゃる齋藤社長と大南副社長。あらためて、お互いの魅力について語り合っていただけますでしょうか?

齋藤 大南は、私が今まで知り合った人間の中で、一番“ぶっ飛んでいる”人物ですね。もちろん、良い意味でですよ(笑)。年齢も離れているし、感覚がまったく違うので、言うことやることすべてが新鮮で、いつも刺激をもらっています。それでいて大事な局面では的確なアドバイスも与えてくれますし、本当に頼りがいがあると感じているんです。

大南 本人はこう言っていますが、事業において行動力があるのは齋藤のほうなんです。私はつい、あれこれと頭で考え過ぎる時があります。一方、齋藤は「やってみないとわからないから、とりあえずやろう」とすぐ行動に移すので、何か問題が発生した際にも素早く対処することができるんですよ。そういう意味では、良い感じに凹凸が噛み合っていると思います。

 大南副社長が道を敷いて、齋藤社長がそこを歩んでいく。お話からはそんなイメージが浮かび上がってきます。役割は違っても同じほうを向いていらっしゃるからこそ、大きな推進力が生み出されているのでしょうね。

齋藤 私としては、「深く考えられないから行動しているだけ」とも言えるのですが···(笑)、そういう風におっしゃっていただけると嬉しいですし、こうして大南と一緒に事業を手がけられる今が本当に楽しいんです。

大南 私も、今が一番、やりがいがあって幸せだと断言できますね。

施設立ち上げの夢へ向かって

 互いに尊敬し合い、楽しみながら前へ進んでいらっしゃるお二人が、この先どのように飛躍されていくのかが今から楽しみです。今後のビジョンがありましたら、ぜひ教えていただけますか?

齋藤 「皆様のお役に立つ」ということが自分の原点ですから、それを忘れることなく、スタッフたちも大切に育てながら会社を大きくしていきたいと考えています。そうしてゆくゆくは、「関西で介護といえばソウルケアリバイバルだよね」と地域の方々に言っていただけるような会社にまで成長できれば幸いです。また、最終的な目標として、介護施設を立ち上げることも考えています。世の中にはいろいろな施設がありますが、多くの方が心穏やかに過ごせるような、そんな場所をつくりたいですね。

大南 齋藤のその夢を実現させるために、どのような道筋を立てれば良いかを考えるのが私の役目だと思っています。もちろん、会社を成長させるうえでは私が個人でできることも増やす必要がありますから、今はカウンセラーの資格を取得するべく勉強中です。そうして少しずつ、プロとして活動できる範囲を広げられれば理想的ですね。私はこの会社を設立した時に、社名やロゴを考えたり、ホームページを立ち上げたりといった“基盤”を担ってきたという自負があるので、施設を立ち上げるタイミングでも、基盤づくりで齋藤を支えようと思います。

 では最後に、これから出会われる未来の利用者さんへ向けて、力強くメッセージをお願いいたします。

齋藤 当社の社名「ソウルケアリバイバル」には、魂のケアをして蘇らせるという思いを込めています。これからも「心魂響蘇 (しんこんきょうそ)――心と魂を響かせて蘇らせることをテーマに、地域の方々のお役に立ち続けられるよう、大南と二人三脚で歩んでいきます。

GUEST COMMENT

嶋 大輔

利用者さんの家に上がる訪問介護は、何よりも心のキャッチボールが大切な仕事だと思います。その中で、「齋英会でなきゃ駄目なんだ」と言われるほどの人間関係を築いてきた齋藤社長と大南副社長。成功の秘訣は、対談中も笑いが絶えなかった明るさと温かさにあると感じました。性格が異なるお二人の出会いという奇跡から始まった物語はこれからも続き、介護施設を立ち上げる夢も間違いなく実現するはず。ぜひ、これからも名コンビならではの息の合った事業で大阪の福祉に貢献してください!

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