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注目企業インタビュー

ものづくりや建物への関心から建築の道を志し、三重大学工学部建築学科に進学。卒業後は個人の建築事務所にて約7年の経験を積み、2022年に独立し「アシタカ建築設計室」を創業。現在は一般住宅や店舗などを主軸に、自身の思いを貫く設計を追求している。

アシタカ建築設計室
住所 〒 448-0803
愛知県刈谷市野田町東屋敷92
URL https://astk-design.tumblr.com/

小倉 まずは、加藤代表が「アシタカ建築設計室」を開設されるまでの歩みをお聞かせください。

加藤 私は大学の建築学科で学んでおり、将来はものづくりに関わる設計の仕事をしたいという強い思いがありました。特にお客さんや作り手と密接に関わりが持てる住宅規模の仕事に引かれ、卒業後は個人事務所に弟子入りし、自身のこだわりを突き詰めていったんです。7年ほどの経験を積ませていただき、2022年に独立をいたしました。

小倉 それでは、加藤代表は個人のお客さんを中心に住宅設計をなされているのですね。

加藤 はい。当社では住宅や店舗をメインに、設計から工事監理までを手がけています。クライアントである施主さんと作り手である施工者さんの仲立ちを行う立場として、より客観的な視点から最適なご提案をさせていただきます。施主さんによっては土地探しから一緒に行うこともありますし、ご依頼があれば家具などのより細やかな部分まで設計させていただくんですよ。

小倉 特に得意とされる設計分野や雰囲気についても、ぜひ具体的におうかがいしたいです。

加藤 建築は影響力が大きく、そこに長い時間残るものですから、当社では普遍的な美しさを持った端正な装いの建物を常に心掛けています。しかし私自身の得意分野に関わらず、施主さんの立場に最後まで寄り添い、その状況に適した建物をつくることこそ最優先と考えて常に設計と向き合っています。

小倉 ずばりお客さんにとって最も望ましい住まいとは、一体どのようなものなのでしょうか?

加藤 住宅を建てる際に、安全性や機能性などを重視される方は多いかと思います。もちろんそれらは前提としてあるのですが、私が特に大事だと思うのは「居心地の良さ」です。どんなにきれいで機能的でも、間取りや設えが合っていなければ居心地が悪くなり、心から安らげる空間にはならないと感じています。「居心地の良さ」は生活や家族関係にも大きく影響するので、施主さんのご要望だけでなく、生活スタイルやライフプランなどもしっかりとヒアリングし、本当の意味で「心地よい住まい」をつくっていきたいと思っているんです。それが実現できる点は、一人ひとりのお客様に寄り添える個人事務所ならではの長所ですね。

小倉 最後に、今後の挑戦を力強く語ってください!

加藤 私にとって設計の仕事は、やらせていただくこと自体に大きな喜びがあるものです。将来的には、生まれ故郷である刈谷市や学生時代お世話になった三重県でも、住まいに限らず地域に貢献できるような仕事をしたいですね。そして今後も、施主さんと共に一つ一つ全力をつぎ込んで建築を設計してまいります!

GUEST COMMENT

小倉 隆史

家は人生の大半を過ごす場所であり、居心地の良さは人生の満足度にも直結するもの。加藤代表は己の指針を一貫し、お客さんに最善の住まいをご提案されるお方です。ぜひこれからも、多くの人が幸せに過ごせる建物をつくっていってください!

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