インタビュー

スペシャリスト

OFFICE HBL

大学卒業後は損害保険会社(当時)に就職し、営業事務を経験。その後、父親の経営する会社に入り、父親の他界を受けて経営者となる。子育てとの両立に苦心し会社の経営権を部下に引き継ぐ中で、友人の勧めで受けたコーチングを学ぶようになり、自身も2010年にコーチング業で独立を果たした。

OFFICE HBL
住所 愛知県春日井市
URL https://officehbl.work/

 コーチングを手がけていらっしゃる丹羽代表。まずはこれまでの歩みからお聞かせください。

丹羽 私は以前も経営者を務めていたことがあるのですが、その際に非常に苦しい思いをしていたんです。会社を手放した後、何をしたらいいのかわからなくなっているときに紹介されて受けたコーチングに感銘を受け、自分もそんな人になりたいと思って勉強を始め、独立するまでに至りました。

 では、どのような方をサポートしていらっしゃるのでしょうか?

丹羽 個人的には、かつての自分と同じように苦しんでいる中小企業の経営者の方々を助けられればと思ってスタートしたので、当初は経営者層の方とお話をさせていただくことが多かったんです。ただ、今となってはむしろ大企業のマネージャー職などに就いていらっしゃる方と接する機会が多くなっていますね。そうした管理職の方々も経営者と同様、孤独な状況に陥ってしまうことが多くありますので、そうした方々のお力になれればと思っています。

 確かに経営者の抱える悩みは簡単に人に話せるようなものではないでしょうし、孤独を感じている方も多いと思います。コーチングはどのように進めていくのでしょうか?

丹羽 考える力や判断力を高めて仕事の生産性を上げられるようなセッションや、ストレングスファインダーという、自分の強みが明らかになる分析ツールを使ったセッションを用いて進めています。他にも、自分を樹に見たてて最も合う自分の花を咲かせられるように取り組む「己の花道場」といったセッションを行っているんです。これまでさまざまな手法を学んで経験とノウハウを蓄積してきていますので、それらを生かし多くの人に該当する一般的な方法ではなく一人ひとりの個性に合ったやり方で皆さんをサポートしていけたらと思っています。

 そうした活動には、信頼関係の構築が何よりも大切になってきますよね。

丹羽 ええ。ですから私はとにかく、話しやすい雰囲気づくりを常に心掛けていますね。

 人が変わっていく様子を目の当たりにできるわけですから、やりがいも大きいのでは?

丹羽 そうですね。皆さんが悩みを克服して前へ進んでいく姿を見ていると、人の可能性に触れられますので、すごく楽しいです。また、私自身が人と話すことが好きなので、いろいろな方とお話をできること自体がありがたいと思います。

 最後に今後についてもぜひお聞かせください。

丹羽 まずは目の前にいる方を幸せにして、それを続けて輪を広げ、たくさんの人と話をしてみたいですね。それが、地球を味わうことにもつながると思っています。もし今、「自分の人生を生きていない」と感じている方は、ぜひ一度ご相談に来てくださいね。

GUEST COMMENT

嶋 大輔

人は本当に十人十色で、いろいろな悩みを持っていることでしょう。丹羽代表はその悩みを解決するための、多くのノウハウを持っていらっしゃる方だと、お話を通じて感じました。代表の親しみやすい雰囲気を生かして、今後も悩みを抱えるたくさんの方の力になっていただきたいですね。


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