インタビュー

不動産

地元業者ならではの情報や提案力が強み

 では、あらためて名東トラスト不動産(株)さんのお仕事の内容と特長について、詳しく教えてください。

正木 当社は不動産業の中でも売買の仲介や買取販売を手がけていて、メインは仲介業になります。簡単に言えば、売り主さんと買い主さんの懸け橋になる仕事ですね。最近は不動産のこともネットで調べられるようになりましたが、大量にある情報のどれが正しくて自分に必要なものなのかを見極めるのは難しいでしょう。そんな中、地域密着の業者として確かな情報だけをお伝えできるという点が、当社の強みの1つだと思います。

星野 また、私たちはこの地域でいろいろなパターンの物件を取り扱ってきたので、お客様のご要望に対し、一つひとつ適切な解決手段を提示できると自負しています。そうした提案力も、当社ならではの武器ですね。

 それは頼もしい。社名に「名東」と入っていることからも、地元への並々ならぬ思いがうかがえます。

正木 私も星野も名東区に居を構えており、名実ともに地元の人間なので、「名東区と心中する」くらいの気持ちでこの社名を付けたんですよ(笑)。

 地域密着という長所をお客さんに認知してもらうために、具体的に取り組んでいらっしゃることはありますか?

正木 今は不動産広告もネットが主流ですが、当社はあえて新聞折込やポスティングを多く活用しています。チラシには2人の顔写真も載せて、身近に思ってもらえるように工夫しました。

 それはいいですね!スーパーで生産者さんの顔が見える野菜に親近感が湧くのと同じで、素敵なPRだと思います。

星野 この取り組みは前職時代から続けているので、最近は地域の方から町で声を掛けていただくことも増えましたね。

地域No.1の不動産総合会社になる!

 普段、お客さんと接する時に心がけていることはありますか?

正木 売り主さんと買い主さんの双方に、契約に伴うメリットとデメリット、リスクのすべてをお伝えするようにしています。どんなビジネスも本来そうあるべきですが、不動産売買は高額な商談になるのでなおさら、かけ引きなしでストレートに話すことが大切かな、と。

星野 営業の仕事をしていると、商談を早くいい形でまとめたい気持ちがどうしても出てくるんです。でも、それに流されることなく、価格や売却する時期など、お客様にとって何が最善かを優先することを常に心がけています。

 お二人の誠実さが伝わってきます。お仕事をされていて、やりがいを感じるのはどんな瞬間ですか?

正木 契約できた時はもちろん嬉しいのですが、それ以上に、仲介に対して料金を頂戴している立場にもかかわらず、お客様から「ありがとう」と言っていただけることが大きな喜びです。「正木さん、星野さんに頼んでよかった」と思っていただけたら、それまでの苦労も吹き飛びますね。

 この先、ますます飛躍していかれることと思います。最後に会社の将来のビジョンについて力強く語ってください。

正木 近い将来、営業5、6人と事務員2人ほどを加えた、不動産売買のプロフェッショナル集団を形成したいと考えています。そして長期的には、「地域No.1の不動産総合会社」を目指したいですね。肝心なのは“総合”の部分で、現在は不動産仲介と売買をメインにしていますが、今後は住宅地の開発や賃貸業にも手を広げたいなと。星野と私で「1+1=3」にしてきた力を、これからも存分に発揮してまいります!

GUEST COMMENT

嶋 大輔

夢を見るのは誰にでもできますが、それを実現できるのは、本当にいい汗をかいた人たちだけだと思うんです。正木社長と星野さんは、まさにそれを証明し、これからも証明し続けていくであろうお二人。言葉の端々から誠実なお仕事ぶりが伝わってきて、非常に頼もしかったです。地域No.1にとどまらず、ぜひ上場まで駆け上がってほしいと思います!

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