国家公務員として勤務する中で心身に不調を感じるように。その後ヨガで体調がよくなったことをきっかけにヨガを極めることを決意した。国内外で修業を重ね、日本ヨガ気功センター」を立ち上げる。インド政府公認ヨガインストラクター・中国政府認定中医師の資格を持つ他、ハピコロヨガ考案者としても活躍中。
日本ヨガ気功センター | |
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住所 | 〒272-0805 千葉県市川市大野町3-258-3 |
URL | http://hapikoroyoga.world.coocan.jp/ |
宮地 インドやネパールなどでヨガの修業をされ、インド政府公認ヨガインストラクターとしての資格をお持ちだという豆澤さん。ヨガに興味を持たれたのには、どんなきっかけがあったのでしょうか?
豆澤 実は、私は以前は公務員だったんですよ。ただ、20年ほど勤める中で次第にストレスを溜め込んでしまい、心身共にあまり調子が良くなかったんです。そんなときにがヨガに出合いました。そこからヨガの魅力に引かれ、ヨガの道へ進むことを決意し、当時ヨガの第一人者として指導していた師匠に付いて国内外で修業を積んできたんです。
宮地 国家公務員からの転身というのは随分と思い切りましたよね。
豆澤 そうですね、周りに心配されながらも、ヨガを極めていきたいという強い思いのもと歩みを進めてきました。その中で私は、「気」にたどり着き、中国へと渡り、気功も学んだんです。昨今のヨガは、欧米のヨガの影響を受けているものが多いと思っているのですが、本来ヨガというのは、自分の「気」と向き合うもの。いかに自分の「気」を元気にしていくかが大事なんです。体を動かすヨガだけではなく、精神面も含めて人間を総合的に整えるヨガを伝えていきたいな、と思っています。
宮地 ところで豆澤さんは、本も出版されているそうですね。
豆澤 そうなんです。1冊目に出版させてもらったのが『ハピコロヨガで長寿になろう(発行:文芸社)』でして、ハッピーとピンピンコロリを掛け合わせた言葉で、養生のためのヨガを提案する内容になっています。そして、2冊目が最近出版させてもらった『50歳からの極上ヨガ(発行:セルバ出版)』です。
宮地 こちらはどういった内容になっているんですか?
豆澤 長寿のための健康法に加え、自己実現をかなえるための極上の方法をつづっています。たくさんの情報が溢れている現代で生きる中で、心を強くしてもらいたいという思いを込めたので、ぜひ多くの方に手に取ってもらいたいですね。
宮地 確かに、SNSなどで簡単に情報が手に入るからこそ、自分が何を選んで、どう歩んでいけばいいのかわからないという人は多い気がします。
豆澤 まさに宮地さんがおっしゃる通りなんです。そんな社会の中で、多くの方にヨガを通じて生きやすい道へと進んでいってほしいと思っています。私自身がヨガに救われた経験を持っていますから、今度は私がヨガを通じて皆さんに笑顔を届けられたら嬉しいですね。

GUEST COMMENT
宮地 真緒
今回の豆澤さんとの対談を通じて、ヨガは体を動かすものだけではないとわかりました。これまでは美容や健康のためのヨガという認識が強かったのですが、本来はもっと精神的な部分に通ずるのがヨガなのでしょうね。豆澤さんの本もぜひ読んでみたいと思います。