インタビュー

スペシャリスト

株式会社 estoma

1994年生まれ。国立東京工業高等専門学校卒業。就職後、開発に携わったマーケティングツールが大手電気通信会社KDDI(株)の目に留まり、M&Aにより同グループの執行役員CTO(最高技術責任者)に就任。かねて社会貢献への意欲が強く、持続可能な社会の実現にコミットするため2022年1月に独立し(株)estomaを設立した。

株式会社 estoma
住所 〒104-0051
東京都中央区佃1-11-6-1011
URL https://estoma.world/

ESG(環境・社会・企業統治)開示支援・管理サービスを事業に掲げる(株)estomaは、世界の持続的な発展に向け、責任を共有する企業のサポート役を買って出た新進企業だ。チームを先頭で引っ張る伊藤社長の熱き思いに、野球評論家の今岡真訪さんが迫った。


2100年まで人類と地球を残すために

今岡 (株)estomaさんは2022年に設立されたそうですね。まずは、伊藤社長の歩みからお聞かせいただけますか?

伊藤 私は東京高専を卒業し、フリーのエンジニアを経て友人と広告代理店を立ち上げました。そのビジネスは残念ながらうまくいきませんでしたが、当時のお客様に誘われて入った会社でインフルエンサーマーケティングのためのツールを開発したところ、これを売却する話がまとまりましてね。直近ではM&Aの譲渡先であるKDDIグループで執行役員CTOを務めていたんです。

今岡 伊藤社長は28歳と聞いていましたが、そう思えないほど濃密なキャリアですね。大きな企業で責任ある仕事を任されていた中、独立を決意された動機は何だったのでしょうか?

伊藤 20歳の頃から「社会貢献をしたい」という気持ちがあり、M&Aでまとまった資金が入った今がチャンスだと思ったんです。それで、具体的に何をしようか考えた時、すぐに浮かんだのがESGでした。「環境」「社会」「企業統治」の3つを意味するこの言葉は、企業が長期的に成長するために必要な観点として今、世界的な広がりを見せています。中でも私は環境問題に対する危機感を抱いていて、早く何とかしなくてはいけないという思いから、「2100年まで人類と地球を残す」ことを目標に、ESGを強力に後押しする活動を始めたのです。

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