インタビュー

教育・スクール

be.school

代表 原川 未彩
大学を卒業し公立中学校の教員になる。その後、カナダへ渡り日本語学校で働く。帰国後に就職した学習塾で柳田氏と出会い2022年10月に独立して「be.school」を立ち上げた。

副代表 柳田 千慧
大学時代に社団法人の運営に携わり、高校生向けのキャリア教育や学習塾の講師として活躍。卒業後は大手人材派遣会社を経て教育の業界に戻る。原川氏の理念に共感し「be.school」に参画。

be.school
住所 〒116-0002
東京都荒川区荒川3-61-4 205
URL https://be-school.org/

鶴久 原川代表と柳田副代表がお二人で学習塾の「be.school」を開業したきっかけは何なのでしょうか?

原川 私は子どもの頃から教員になることが夢だったこともあって、大学卒業後は中学校の教員になりました。そこでは外国籍の生徒を集めたクラスの担任になったのですが、言葉の壁や金銭的な問題のせいで、誰もが平等に教育を受ける権利が機能していないのではないかと考えるようになったんです。同時に外国籍の生徒と関わったことで海外に行きたいと思い、程なくしてカナダに渡り現地の日本語学校での経験を経て帰国し、就職した学習塾で柳田と出会ったんです。

柳田 私は学習塾で管理職の立場にいましたが、激務に追われ理想の教育を提供できないことにジレンマを抱えていました。そんなときに現れた原川の抱く教育への情熱や新たな塾の構想に引かれて共に独立することに決めたんです。

原川 独立したのは2022年です。価値観が多様化する時代の中で、子どもたちが自分の意思で行動できる力を養うことをモットーに掲げています。そのために必要なのは一人ひとりに合わせて10年後、20年後を見据えた教育をすること。おかげさまで生徒の人数も少しずつ増え、授業で生徒たちが「わかった!」と明るい表情を見せてくれたり、「今日から勉強を頑張るよ!」と前向きな言葉を聞かせてくれたりすることも多々あります。その瞬間の輝く姿が私たちの教育に打ち込む原動力になっているんです。

鶴久 ここまでお話をうかがい、お二人が教育を通じて強いつながりを持っていらっしゃるのを感じました。お互いをとても信頼していらっしゃるようですね。

原川 ええ。柳田は自分を犠牲にしてでも人を助けることができるような教育者なんです。事実、どんなに忙しくても仕事の手を止めて生徒の相談に乗っています。また、私は気持ちで突進する性格なのですが柳田は物事をスマートに進めるタイプ。彼が用意してくれた車に乗ったら、いつの間にかものすごいスピードで走り始めていたという感じですね(笑)。

鶴久 ちなみに「be.school」という名前の由来は何なのでしょうか?

柳田 屋号に入っている“be”は英語のbe動詞から取りました。複雑さが増している社会の中でこれから成長していく子どもたちには自分の頭で考えて判断し、間違っていたことをすぐに修正できる柔軟な対応力や自立心が欠かせないものになります。主語や時制に合わせて変化するbe動詞の役割は、まさにこれからの時代に求められる力と同じだと思うんです。そこで当塾の屋号に加えてみました。

原川 私が生徒や保護者の方に伝えたいのは、「当塾に来れば何かが変わるよ」ということ。というよりも、私たちは子どもたちの人生を必ず変えてみせるとここに宣言します!

GUEST COMMENT

鶴久 政治

仕事は「何をするか」より「誰とするか」が大事。お互いを信頼し尊敬し合う原川代表と柳田副代表のお二人だからこそ、子どもたちをちゃんと成長させられる理想の学習塾をこれからも築いていくことでしょう。ぜひ、お二人の熱いスピリットで画一的な日本の教育を改革してください。


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