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合同会社 タイコー

高校卒業後は大手運送会社に就職し、ドライバーとして10年間勤務する。20歳で結婚して家族のためさらに稼ごうと決意し、工作機械の搬入や大型トラックの仕事に転職。キャリアを積んだ2007年に個人事業で独立を果たし、2017年に(同)タイコーを立ち上げた。

合同会社 タイコー
住所 〒123-0842
東京都足立区栗原2-16-18
URL https://zqm41nsvn.jbplt.jp/

鶴久 久保田代表が運送業界に足を踏み入れたのはいつ頃のことですか?

久保田 私は高校卒業後、大手運送会社に就職したんです。ただ、20歳で結婚し、子どもも生まれたために金銭面では苦労も多く、家族のためにもっと稼ぎたいという思いから工作機械の運搬や長距離トラックのドライバーなど、さまざまな仕事を経験してきました。やがて「運送業界でもっと上を目指そう」と心に決めて2007年に個人事業主として独立した後は、一貫して軽貨物運送を手がけ、2017年に法人化した次第です。現在、当社の社員は私1人ですが業務委託のドライバー15名と契約し、日々の配達を担ってもらっています。

鶴久 独立後はどのようにして受注を確保してこられたのでしょうか?

久保田 長年にわたって築いてきた人とのつながりが大きかったですね。今でも「こういう荷物があるけど、配達できる?」と仕事を回していただける機会が多く、本当にありがたい限りですよ。

鶴久 なるほど。そんな(同)タイコーさんが配達する荷物は、どのような種類のものが多いのか気になります。

久保田 当社は主にネット通販の食品をお届けしています。そのためかコロナ禍でも仕事量が増えて売り上げは右肩上がり。おかげさまでとても忙しい毎日を送っているんです。現状、仕事は山ほどあるのにいつも人手が足りないので、いずれは正社員も雇用し、社員全員で手分けをしながらさらに事業を拡大しようと画策しています。ちなみに「タイコー」という社名は太閤・豊臣秀吉から名付けたもので、下から天下を取ってやるという意欲を表しているんですよ。

鶴久 それは素晴らしい意気込みですね!そのために久保田代表が心掛けていることを教えてください。

久保田 とにかく真面目に仕事をすることでしょうか。謙虚な姿勢で「はい」と素直な返事をするなど、誰からも安心して接してもらえる人間であることを常に心掛けています。これはドライバーへの指導でも同様です。この仕事はミスをしたり配達先で不愛想な態度を見せたりするとたちまちクレームにつながるので、運送業は接客業という意識を常に持ち、お客様に信頼され喜んでいただけるドライバーであれと教育しています。

鶴久 こうしてお話をうかがっていても、久保田代表の真摯な仕事ぶりが伝わってきます。最後に、あらためて将来への抱負を力強くお聞かせください!

久保田 生きていると人に裏切られることもありますが、真摯に働いていれば必ずいつかはいいことがあるもの。当社もさまざまな困難を一つひとつ乗り越えながら少しずつ前に進んでいるところです。軽貨物運送は私の天職だと思っているので、これからも変わらず真面目にコツコツ仕事を続け、より大勢の方に信用されるように頑張っていきます!

GUEST COMMENT

鶴久 政治

とても穏やか話し方の久保田代表からは、「当たり前のことを当たり前にする。人が見ていないところで努力する」といったポリシーを感じました。軽貨物運送は荷物を届けてお客様に感謝される仕事です。謙虚な気持ちと笑顔で信頼を積み重ねる代表の未来が輝かしいものになることを、私も願っています!


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