代表 鈴木 俊太
十代から建設業界で経験を積む。その後、アパレル事業を立ち上げるも資金面で苦戦し、知人のリフォーム会社に就職。1年の修行を経て独立を決意し、旧友の熊谷氏に声を掛け「鈴木住建ホーム」を設立した。
工事責任者 熊谷 幸也
電気工事の職人として働いていたところ、鈴木氏に誘われて事業に参画。現在は工事責任者として「鈴木住建ホーム」の現場を力強く支えている。
鈴木住建ホーム | |
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住所 | 〒336-0035 埼玉県さいたま市南区松本2-9-1 グランパーク203 |
URL | https://suzukijyuuken11.wphp.jp/ |
水野 「鈴木住建ホーム」の鈴木代表と、工事責任者の熊谷さんにお話をうかがいます。まずはお二人で事業を立ち上げられた経緯からお聞かせください。
鈴木 私は十代から外壁塗装、電気工事などの経験を積み、その後は自分で手がけた服を販売する夢をかなえるために独立してアパレル業を立ち上げました。しかし、若さが足かせになって融資が下りず、資金づくりのために知人が立ち上げたリフォーム会社に入社したんです。それから1年ほど腕を磨いて自分でやっていく決意をし、そのタイミングで昔から仲が良かった熊谷に声を掛けました。
熊谷 当時、私は電気工事の職人をしていて、急なことで不安もありましたが、他でもない鈴木からの誘いでしたし、新たな一歩を踏み出す決意をしました。
水野 気心の知れたお二人での起業。とはいえ、1から事業を軌道に乗せるのにはご苦労もあったかと思います。
鈴木 そうですね。最初は2人とも車の免許すら持っておらず、電車移動で現場まで行っていましたし、仕事を取るのも大変だったので、時間的にも金銭的にも苦しい時期はありました。それでも、街を歩いて、外壁や外構が壊れている住宅のお客様に「リフォームをしませんか」と地道に営業し、いただけた案件を全力で仕上げて腕を認めていただくことで、少しずつリピーターやご紹介のお客様を増やしていったんです。今は私と熊谷を含め4名の職人と現場に臨んでいます。
水野 では、「鈴木住建ホーム」さんがどんな工事を得意としていらっしゃるのか、あらためて教えていただけますか?
鈴木 当社は屋根工事や外壁・屋根の塗装工事を中心に、住まいのリフォームを幅広く手がけており、ご依頼があれば内装工事やハウスクリーニングにも対応いたします。その中でも、季節ごとに暑さや寒さが厳しく職人が減ってきている屋根工事に、若いチームでしっかり対応できる点が他にはない強みですね。私たちは仕事でもプライベートでも一緒にいる仲間ばかりなので、互いの足りない点を理解して補い合えますし、チームワークはどこにも負けないと思っています。
熊谷 もちろん、仲が良いからこそ仕事と遊びのメリハリはしっかりつけています。以前は仕事が原因で仲が悪くなったら···と心配することもありましたが、今は皆が信頼できる仲間だと感じますし、「チャレンジして良かった、このまま走っていこう」と思えているんです。
水野 私も、「鈴木住建ホーム」さんの将来がますます楽しみになりました!
鈴木 ありがとうございます。おかげさまで最近は人手が足りないくらい仕事が増えており、人材採用と育成に注力したいと考えています。技術的なことは私たちがしっかり教えるので、若くやる気のある人にきてもらいたいですね。そうして建築事業の土台を固めたら、アパレル業や飲食業にも進出します。1、2年後にはこのビジョンを実現できるよう皆で成長し続けていきます!

GUEST COMMENT
水野 裕子
お話をうかがう中で、心から仕事を楽しんでいらっしゃる様子が伝わってきた鈴木代表と熊谷さん。建設会社と聞くと、職人気質で上下関係も厳しいイメージが湧きがちですが、「鈴木住建ホーム」さんのように若く明るいチームで現場を仕上げていくのも素敵だと思います。今後も業界に新風を吹き入れてください!