大学卒業後、大手百貨店に約20年間勤務。主に人事採用業務に従事した後に鍼灸の道に進むことを決意する。専門学校に通い国家資格を取得。2018年に「晴レヤカ鍼灸治療院」をオープンした。主に慢性的な疲れや女性特有の症状の改善を得意としている。
住所 | 〒102-0071 東京都千代田区富士見2-3-3 タロービル4F |
URL | https://www.hareyaka0915.com/![]() |
嶋 東京の中心、千代田区で鍼灸治療院を運営されている松岡代表。以前はまったく違う業界にいらしたそうですね。
松岡 そうなんです。新卒で大手百貨店に入社し、20年近く在籍して主に人事採用を担当していました。そんな中で新しい道を選んでみるのもいいかな思うようになり、早期退職のあと鍼灸の道へ進むことにしたんです。そこから専門学校に通い、国家資格を取得しました。
嶋 ゼロからのスタートということで不安もあったのではないかと思います。
松岡 チェーン展開のマッサージ店と違い、自身の治療スタイルで事業を展開したいという思いがありました。オープン当初は知人に声をかけさせてもらい、次第に口コミで評判が広がり、コロナ禍ではご近所の患者様も増えていきました。
嶋 それだけしっかりと効果が感じられる治療なのだと思います。ただ、鍼についてはまだ「怖い」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるのでは?
松岡 ええ。どうしても世間的には「怖い」「痛い」というイメージが強いかと思います。しかし当院では細い鍼を中心に使用しており、刺す時に痛みを訴える方はほとんどおられません。鍼灸は体全体を調律していく治療法であり、東洋医学はもちろん、西洋医学の知識もバランスよく取り入れながら、患者様にわかりやすく説明したうえで施術を行うように心がけています。それによって患者様にも鍼治療の良さを理解していただけると、私も嬉しいですね。
嶋 こちらはどういったお悩みを抱えた患者さんが多いのですか?
松岡 首・肩こりのおつらい方、慢性疲労や不眠でお悩みの方、生理痛・更年期という女性の症状にも対応しており、鍼灸治療の守備範囲の広さに喜んでくださる患者様もいらっしゃいます。
嶋 女性の治療家お二人で運営されている治療院だからこそ、特に女性の患者さんは相談しやすいでしょうね。
松岡 はい。私自身は企業での勤務経験や育児との両立の経験などから、患者様のお悩みに寄り添える点が強みだと考えています。スタッフの高畑も子どもの小児ぜんそくを治したいという思いでこの業界に入りました。ご自身の体のご相談はもちろん、ご家族や職場のことなどいろいろなお話をうかがいながら共感し、寄り添っていけたらと思っています。
嶋 施術して終わりではなく、そういったお話までしてもらえると嬉しいですよね。リピーターが増えていく理由もわかる気がします。今後の展望は?
松岡 当院は治療家2人が女性ということもあり、患者様の8割が女性の方なんです。今後も女性のライフステージに合わせた体づくりを提案できる鍼灸院でありたいと思っています。さまざまなストレスをお持ちの患者様に寄り添い、当院に来ることで心も体も「晴れやか」になれるお手伝いをしていきたいですね。

GUEST COMMENT
嶋 大輔
長年勤めていた環境を離れ、あえて新しい一歩を踏み出された勇気がまず素晴らしいと思いました。前職でのご経験や母親としてのご経験など、これまでに培ってこられたことを生かし、ぜひこれからも患者様に寄り添った治療を続けていってくださいね。松岡代表の今後のさらなるご活躍に期待しています!