インタビュー

スペシャリスト

トレーニングに役立つ本を監修

 アンガーマネジメントと出逢い、川田代表の日常の過ごし方や周りの方にも良い変化がもたらされたようですね。とても素晴らしいことだと思います。ちなみに、何があっても動じたり怒ったりしないことがアンガーマネジメントなのでしょうか?

川田 いえ、絶対に怒らないのではなく、怒るべき状況と怒らなくてもいい状況を上手に線引きする技術を身に付けることがアンガーマネジメントなんですよ。アンガーマネジメントのトレーニングでは、自分の感情と向き合って、その時に心に浮かんでいる感情をメモに書き、後から見直して「あのとき、自分はどうしてこんなに怒ってしまったんだろう」と振り返る日々を繰り返します。「時間に追われていた」「仕事がうまくいかなかった」「怒りが湧いても仕方のない状況だった」など・・・怒りの感情が沸き起こる状況はさまざまです。もしメモを読み返して「そんなに怒らなくてもいいことで怒ってしまった」と後悔し、その反省を次に生かして、同じ状況が再度訪れたとしても怒らないようにするんです。

 日常生活の中で、自分の感情をメモにするのもなかなか大変そうですね。

川田 そうですよね。そこで、誰もがアンガーマネジメントのトレーニングができるよう“アンガーマネジメントトレーニングブック”という1冊の本があるんです。実は私も執筆に参加させていただいているんですよ。

 それはすごい!アンガーマネジメントで実際に人生を好転させた川田代表が執筆に携わっているということで、本を手に取られる方も安心すると思います。代表は現在もトレーニングをされているのでしょうか?

川田 もちろんです。現在もトレーニングを続けていますよ。アンガーマネジメントの効果を信じるか信じないかは人それぞれですが、アンガーマネジメントを実践しその効果を実感した一人として・・・私は1人でも多くの方に怒りのコントロールを身に付けていただきたいと願っているんです。

 アンガーマネジメントの実践ができるようになることで生きやすくなる方は多いと思います。

川田 おっしゃるとおりです。個人や世代によって価値観が多様化する今の時代は、ちょっとした出来事で誰もがイライラしています。しかし、一人ひとりの価値観はそれぞれにとって大切なものですよね。大事な個性であり他人に合わせる必要はありません。だからこそ私は、アンガーマネジメントで一人ひとりの生き方を尊重し、世の中を豊かにする活動に取り組んでいます。

怒りの感情を適切な大きさにとどめる

 「アンガーマネジメントとは、他者の価値観を尊重すること」だとお考えの川田代表。コンサルティング以外にも講座を開かれているそうですね。

川田 ええ。1回90分のアンガーマネジメント入門講座も開催しているのですが、講座の前は暗い顔だった生徒さんも、講座が終わると「自分にもできる」という気持ちになり、明るい顔でお帰りになるんですよ。そして実際にトレーニングをスタートさせ、「自分を変えることができた。ありがとう」というお喜びの声をいただくと私も嬉しくなってきます。

 ますます複雑化する社会の中で、アンガーマネジメントは誰にとっても必要なものになりそうですね。最後に現在自分の性格で悩んでいる方へのメッセージをお願いします。

川田 喜怒哀楽の感情は誰もが持っているもの。特に怒りは瞬時に大きくなる傾向があります。その膨らんだ怒りの感情を無理に抑え込むのではなく、適切な大きさにとどめることがアンガーマネジメントの目的です。周囲に左右されるのではなく、自分の感情を素直に受け止め、どうするべきかを考えて行動できるようになるために、大勢の方にアンガーマネジメントを届けていきたい!ご一緒に怒りの連鎖を断ち切る社会を作りませんか?

GUEST COMMENT

嶋 大輔

自分自身と向き合って怒りの感情をコントロールし、相手の気持ちをくみ取るアンガーマネジメント。小まめにメモを取る習慣はハードルが高いと感じるかもしれませんが、川田代表のサポートがあれば安心。誰でも自分を成長させることができそうです。人を変え世の中を変える代表のご活動を私も大いに期待しています。これからも頑張ってください!

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