高校卒業後は飲料メーカーの工場に就職。やがて、より顧客と身近に接したいという思いを抱き、通信業界に転身する。その後は個人事業主としての活動を経て2021 年6 月、同じ志を共有する仲間と共に(株)Maximum Create を設立。通信関連事業と電気工事業の2 つを主軸に、地元の岐阜県を拠点として挑戦を続けている。
株式会社 Maximum Create | |
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住所 | 〒500-8388 岐阜県岐阜市今嶺2-12-5 |
URL | https://www.maximum-create.co.jp/ |
現代の生活に欠かせない通信関連事業と電気工事業とを組み合わせた事業展開で、見事な躍進を続ける(株)Maximum Create。急速な変化を遂げる業界に対し、仲間との強い絆で向き合う福田社長の熱い思いと今後の挑戦について、タレントの嶋大輔さんが迫った。
通信関連事業と電気工事業を軸に躍進
嶋 24 歳という若さで法人化に至った福田社長。まずは起業するまでの歩みについてお聞かせください。
福田 私は高校卒業後、飲料メーカーの工場に勤めておりました。やがて、もともと営業職を志望していたこともあり、より深くお客様と接したいという思いから辞職を決意したんです。その後、新たな挑戦として当社の事業でもある通信業界に飛び込み、さまざまなスキルを身に付けたのちに地元の仲間と一念発起し、2021 年6 月に当社を設立いたしました。
嶋 通信業界というと、今や私たちの生活において必要不可欠という印象がありますが、具体的にはどのような事業を展開されているのでしょうか?
福田 1 つは、スマートフォンやインターネットの固定回線の販売、および同じ事業を手がける他社へのコンサルティング業務です。こうしたモバイル関連の仕事は、日常生活に必要不可欠なものですので、クライアント様や消費者の方々の重要なニーズに結び付くことを意識し、自分たちで常に新たなことを学び続けています。そしてもう1 つは、さまざまな電気設備の構築や取り換えといった施工業務です。クライアントワークが主体の当社ですが、中には営業職が不得意なスタッフもいて、彼らも同じ思いを共有して働いているんです。やはり、何より「人が財産」というのが、当社の理念。そのため、すべての者が手に職をつけて活躍できる環境を整備するべく模索した結果、電気工事に着手したんです。
嶋 仲間を思いやる福田社長のご判断は素晴らしいですね。法人化や新規事業立ち上げといった新たな挑戦に対して、不安はなかったのでしょうか?
福田 当社設立以前から個人事業主として勉強に励み、すでに初期メンバーも集まっていたものの、不安を拭い去ることはできませんでした。また、電気工事に着手した際には、技術や経験の乏しさ、資格の有無といった問題から現場に立ち入ることもままならない状態が続いたんです。しかし、その後も信頼できる仲間と共に食らいつき、仕事で関わらせていただいた経営者の方々から多くの学びを得ることで、徐々に業績も右肩上がりとなりました。一人ひとりのスタッフや相談させていただいた方々、たくさんの人の助力のおかげで、ここまでくることができたと思っています。
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