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  • 医療法人社団 都筑会 つづきレディスクリニック 院長 / 医学博士 吉岡 範人

インタビュー

医療・福祉

1日に1つでも新しいことに挑戦する

千葉 現役時代の私は15年間も無月経が続きました。でも、周囲のスタッフは男性ばかりで、誰にも相談できず引退するまで苦しんできたんです。

吉岡 それは大変でしたね。マラソンをはじめとする持久系スポーツや、新体操のような審美系スポーツの女性アスリートは、婦人科の症状で悩みを抱える方が多いんです。結婚・出産など引退後の生活も見据えながら、タイムを0.1秒でも縮めるために極限まで頑張るようなアスリートを支えるには、どうしても一般的な診療だけでは対応しきれません。そこで私は水泳選手としての経験を生かし、また、整体師や鍼灸師・歯科医・生理用品メーカーなどとも協力しながら、競技人生とセカンドキャリアの両方を見据えた診療に取り組んでいるんです。

千葉 私は無事に出産できましたが、もし、子どもが産めない体になっていたら自分を責めていたかもしれません。吉岡院長の存在は女性アスリートにとって頼もしい限りですよ。

吉岡 ありがとうございます。プロアスリートだけではなく、学生アスリートも同じ悩みを持っていますし、勉強に励む受験生もある種のアスリートと言えますよね。スポーツや勉強に集中しすぎて体調を崩してもどこに相談すればよいかわからないもの。ですから私は、まったく新しい視点から女性の健康をフォローする体制をつくり上げていきたいんです。

千葉 吉岡院長のそのバイタリティは、一体どこから湧いてくるのでしょうか?

吉岡 私のモットーは1日1つでもいいから新しいことに挑戦し自分を成長させることなんです。同じことを繰り返しているだけではつまらないですからね。例えば当院は、患者さんの診察にも新たな仕組みを導入しているんですよ。ありがたいことに当院は患者さんが大幅に増え、私自身がじっくりお話をうかがう時間が取りにくい状況にあります。そこで、診察の前後のヒアリングはできるだけ看護師に任せるなど、組織として一丸となり患者さんと向き合っているんです。

前向きなスタッフに心から感謝!

千葉 チームで動くことで、看護師さんのやりがいも高まっていきますよね。

吉岡 おっしゃる通りです。私だけが前に出るよりスタッフに頼ったほうが強い組織になり、患者さんの満足度も上がります。実は、私が医療脱毛を始めようと提案したところ看護師は及び腰でした。しかし、実際にサービスをスタートさせると仕事の取り合いになるほど夢中になっているんですよ(笑)。今では、スタッフ同士で自主的にカンファレンスを開き技術の向上に努めるほどで、彼女たちの前向きな姿勢には感謝するばかりです。

千葉 そうしたスタッフさんの奮闘に、吉岡院長も報いなければなりませんね。

吉岡 はい。そこで当院は福利厚生の一環として、スタッフにレストランのディナーやホテルの宿泊をプレゼントしています。家族と一緒に英気を養うと同時に、一流のサービスを学んでもらう機会を提供しているんです。もちろん、私もスタッフに負けないよう頑張らなければなりません。そこで毎日、朝7時から深夜0時まで働くことを自分に課しているのですが、いろいろな発想を具現化していく日々は楽しくて仕方ありません。

千葉 最後に、ぜひ、その発想の一端を教えていただけますか?

吉岡 当院は新たに訪問看護ステーションを設立しました。また、横浜市に介護施設の開業を申請中なんですよ。将来は当院を中核に内科・皮膚科のクリニックや美容院、カフェなど女性のための施設を集めたビルを建てることが目標です。そうして地域の皆様の暮らしに貢献し、雇用を生み出したいと考えています!

GUEST COMMENT

千葉 真子

仕事に育児にスポーツにと、あらゆる分野で頑張る現代の女性も体の悩みは人に話しにくいもの。でも、吉岡院長のように先進的な医療に取り組む先生が近くにいらっしゃると、安心して何でも相談できます。これからも、看護師さんをはじめとするスタッフさんたちと一致団結して女性の人生をサポートしてください。院長の挑戦を私も応援しています!

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