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インタビュー

医療・福祉

医療法人社団 都筑会  つづきレディスクリニック

千葉県市川市出身。産婦人科医と助産師の両親のもとに生まれ、聖マリアンナ医科大学に進学。卒業後も婦人科腫瘍の専門医として同大学に勤務する。2013年から2014年にはカナダのブリティッシュコロンビア大学への留学も経験。2019年に、前院長からの依頼で、17年間の歴史を持つ「つづきレディスクリニック」の院長に就任した。

医療法人社団 都筑会 つづきレディスクリニック
住所 〒224-0003
神奈川県横浜市都筑区中川中央1-2-1
ヴァンクールセンター北4F
URL https://www.tsuzuki-ladys.com/

女性アスリートのサポートやがんの緩和ケアなど、さまざまな診療を手がける産婦人科医。それが、「つづきレディスクリニック」の吉岡院長だ。異業種との積極的な連携も進める院長の実直で多彩な仕事ぶりに、マラソンランナーの千葉真子さんが迫った。


聖マリアンナ医科大学から開業医へ

千葉 吉岡院長が、開業医としてご活躍されるまでの歩みを教えてください。

吉岡 私は父が産婦人科の開業医、母が助産師という家に生まれました。それで自然と医療の道を志すようになり、聖マリアンナ医科大学に進学したんです。卒業後も同大学で婦人科腫瘍の専門医として16年間勤務しました。当院の院長に就任したのは2019年のことです。きっかけは闘病生活になってしまった前院長からお声がけいただいたことでした。

千葉 実際に院長という立場になられてみていかがでしたか?

吉岡 大学では患者さんの診療に専念すればよかったのですが、開業医になると経営やスタッフの生活にも目を配らなければなりません。そこはなかなか大変で、あっという間に時間が過ぎましたね。でも、仕事とは挑戦するからこそ達成の喜びも感じられるもの。当院は医療脱毛や訪問診療、終末期のがんの緩和ケアなど、一般的な産婦人科クリニックとは異なる分野にも意欲的に進出し、婦人科医療の新たな道を切り開いているところです。

千葉 男性の吉岡院長だからこそできることも多いのでしょうね。

吉岡 ええ。女性医師の場合は、自分の経験を元に患者さんを診てしまう場合があります。でも、男性の私なら客観的に診察できるので、その点は大きなメリットだと思いますね。また私は子どもの頃から水泳に打ち込んできたんです。そこで当院はスポーツ医学外来を新設し、女性アスリートを医療の面からサポートする活動にも全力を注いでいるんですよ。

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