インタビュー

建築

株式会社 U’s Factory

1993年に岐阜工業高等専門学校を卒業。(株)竹中工務店に入社し現場監督として経験を積む。技術研究所や見積部を渡り歩く中で、無駄の多い業界の仕組みを変えようと決意し、自らの夢を追って2013年に(株)U’s Factoryを創業。画期的な3Dモデル作成システムや積算・集計システムをリリースし、業界をリードしている。

株式会社 U’s Factory
住所 〒240-0005
神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町134
横浜ビジネスパークイーストタワー11F
URL https://us-factory.jp/

建設現場の状況を誰にでもわかるように表示する。その夢を3D技術を駆使して実現したのが(株)U’s Factoryだ。ゼネコンでの安定したキャリアをあえて捨て、業界改革のために己が道を突き進む上嶋社長の信念に、タレントの石黒彩さんが迫った。


建設業界の変革を掲げて独立開業

石黒 上嶋社長はこれまで、建設業界内でさまざまな立場を経験されてきたそうですね。その歩みからお聞かせください。

上嶋 私は工業高等専門学校の建築学科を卒業し、スーパーゼネコンと名高い(株)竹中工務店に入社しました。携わる現場は大規模なものが多く、1日に500人、1000人の職人や関係者を取りまとめる仕事が当たり前。そんな中で私は10年間にわたって現場監督の経験を積み、誰にも負けないマネジメント力を身に付けました。ただ、建築仕事の肝とも言える予算管理について、当時は手描の図面を暗号のように解読しながら、三角スケールを当てて面積を割り出すといった気が遠くなる作業を強いられることも多く、次第に課題を感じ始めたんです。

石黒 その点を改善しない限り、建設現場の効率化は進まないと思われた、と。

上嶋 はい。そこで私は社内の技術研究所に異動して、自動的に3Dモデルを作成しつつボタンを押すだけで見積書や積算書が出力できるシステムの開発に取り掛かりました。初めは空想に近い挑戦で、周囲の人間は誰も実現すると思っていませんでしたが、私は絶対に成功させて建設業界を変革しようと決意したんです。

石黒 なるほど。それが会社立ち上げの契機にもなったのですね。

上嶋 そうですね。その後、私は現場のお金の流れを見極めるべく見積部に移り、そこで課長職に抜擢されました。しかし私がやりたいのはマネジメントではなくシステム開発を通じた業界変革―それまで会社を辞めることは少しも考えていませんでしたが、二者択一を迫られた私は思い切って2013年に独立し、夢の実現に向けて当社を創業したのです。

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