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Challenge+(チャレンジプラス)

注目企業インタビュー

若いスタッフが手際よく対応

名高 遺品整理と不動産のプロが集まる会社ならあらゆるニーズに応えることができますね。御社で活躍されるスタッフさんはどのような方々なのでしょうか?

浅沼 当社には18名のスタッフが所属しています。50代のベテランも勤務していますが、大半はまだ若く、18歳のスタッフもいるんですよ。遺品整理業界で働くのは年配の方が多いのですが、26歳の私を含めて若い世代が中心の当社は、とにかく明るく臨機応変に行動できる点が一番の自慢です。元気よく能率的に対応するスタッフの姿勢は絶対に他社には負けない自信があります。

名高 それに若いからこそお客さんの気持ちに配慮することもできそうですね。

浅沼 おっしゃる通りです。私たちは祖父母の死に直面することが多い世代ですから、遺品整理や不動産の悩みを抱えるお客様に寄り添い、適切なアドバイスができます。遺品整理ではお客様の手に余るほど大量のお荷物が残り、その中に思い出の品が埋もれてしまってなかなか探し出せないこともありますが、そんな時でも当社はお荷物を丁寧に仕分け、かけがえのない遺品を見つけてお渡しできるんです。そうして「任せてよかった」「助かったよ」とお喜びの声をいただけると、本当に嬉しくなりますね。

名高 それではあらためて、浅沼社長がスタッフさんと共有されている理念をお聞かせください。

浅沼 私たちが何よりも重視しているのは、自分自身の家族だと思ってお客様と接することです。遺品整理は中途半端な気持ちではとても務まらない仕事ですから、共に働く仲間とこの思いを共有し、真剣な気持ちで遺品整理に取り組んでいます。私たちが真剣だからこそ、お客様にも真剣に相談していただくことができているのではないでしょうか。遺品整理でも不動産でも、何かお困りのことがあったらお気軽に声をかけていただきたいですね。

名高 浅沼社長ご自身も、遺品整理の仕事を始めてよりいっそう成長されているようですね。

浅沼 実を言うと私は結婚し、子どもを授かったばかりなんです。私もいずれは「おじいちゃん」と呼ばれるようになり、自分の終活に直面する時がきます。その時のことを想像することによって、ますます遺品整理に「自分事」として取り組むようになりました。

名高 若さの中に人を思いやる気持ちを秘め、遺品整理という難しい仕事に真摯に取り組む浅沼社長の将来が楽しみです。今後の目標をお聞かせください。

浅沼 私は最初、父とは別の世界で活躍したいと思い、不動産業界に飛び込みましたが、巡り巡ってたどり着いたのは父と同じこの遺品整理の仕事でした。最近特に「遺品整理は私にとって天職だ」と感じているところです。現在、当社は関東一円で事業を展開していますが、いずれは支社を増やし全国に拡大することが私たちの目標です!

GUEST COMMENT

名高 達男

人が亡くなった現場で汗を流す遺品整理や特殊清掃は、本気で取り組む姿勢がなければ務まりません。その中で浅沼社長は若さを発揮し、誠実にお仕事に取り組んでいらっしゃいました。高齢のスタッフが多い遺品整理業界で、社長とスタッフさんの真心あふれる対応やチャレンジ精神はとてもフレッシュです。今後のさらなる躍進を私も楽しみにしています!

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