インタビュー

建築

株式会社 GH

左官職人の父親のもとで育つ。学生時代はサッカーに熱中したものの、10代で左官職人の道へ進み、創業100年以上の歴史を持つ老舗企業に就職。以来、左官職のノウハウと技術を身に付け、独立を志すように。個人事業主としての活動を開始し、現在はコンクリート建築と木造建築の双方へのアプローチが可能な(株)GHを手がけている。

株式会社 GH
住所 〒142-00043
東京都品川区二葉2-17-5 1F
URL https://tokyo-gh.com/

東京都品川区に拠点を置き、左官工事一式を展開する(株)GH。コンクリート建築と木造建築の双方に対応できるスキルを持ち、伝統工法だけでなく時代の動きを見極め新たな工法技術も取り入れる平川社長の挑戦心に、元ボクシング世界王者の内山高志さんが迫った。


コンクリート・木造建築の両方に対応

内山 左官職人としてご活躍されている平川社長。まずは独立されるまでの歩みからお聞かせください。

平川 私は東京で生まれ、左官職人の父の背中を見て育ちました。ただ、学生時代の私はサッカーに熱中していて、自分が左官職人になるとは想像もしていなかったんですよ。程なくして、鹿児島に住む祖父母をサポートするために両親が引っ越すことになって─まだ10代後半だった私と妹は東京に残り両親からの仕送りで生活していたものの、やはり自分自身でも稼ぎたいと考えるようになり左官の道へ進むことにしました。

内山 お若い頃から親元を離れ、経験を積まれてきたと。

平川 ええ。そして職人になると決めて就職したのは100年以上の歴史を持つ老舗企業で、そこではさまざまなことを学びました。辞めたいと思うこともあったものの、仕事をすればするほど左官のおもしろさを知っていったんです。そうして経験を積む中で独立への意欲が湧き上がり、そんな私の気持ちも理解してくださった前職には本当に感謝しています。

内山 なるほど。そして独立を果たされたというわけですね。

平川 はい。当初は前職に所属しながら副業として個人事業を開始しました。前職時代はゼネコンさんからいただく大規模な現場に入ることが多かったのですが、個人としては知人の店の新築工事を手伝ったり、木造建築の左官を手がけたりしていましたね。そのようにして新しい技術も身に付け、2015年に完全独立して当社を立ち上げました。とはいえ、ありがたいことに現在も前職から仕事をいただいており、コンクリート建築と店舗や住宅といった木造建築の両方の左官を手がけているんです。

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