• TOP
  • >
  • インタビュー
  • >
  • 福島トランスポート 株式会社 代表取締役 沈 暎哲 / 営業部長 桜木 ジーニス

インタビュー

サービス

スタッフが刺激し合える環境を用意

 では、沈社長が掲げる仕事のポリシーをお聞かせください。

 私にとって仕事とは目的ではありません。ゴールにたどり着くまでの手段に過ぎないんです。ただ、スタッフは違いますから、一人ひとり異なる人生があるスタッフをただの道具として利用してはいけないと思っています。ですから私が何よりも大切にしているのは、彼らの考え方や生き方を尊重し豊かな人生を歩んでもらうことなんです。

 沈社長は、スタッフさんたちを第一に考えていらっしゃるのですね。

 この業界のドライバーは個人事業主が多いため、どうしても横のつながりや会社への帰属意識が薄れてしまうんですよ。そこで私は食事会や飲み会などコミュニケーションの場を設けて、現場で走り回っているのは自分だけではない、こんなに大勢の仲間が頑張っているということを意識してもらい、お互いに刺激し合える環境を用意することを大事にしています。また、軽貨物運送はトラブルの多い業界でもあるんですよ。それを収めるために協力してくれているのが右腕の桜木です。

桜木 私は北京大学を卒業して来日し、現在は自分の会社を経営しながら沈の事業もお手伝いしているんですよ。物流は人が生きていくために欠かせない仕事─。これからも沈と手を取り合って当社を成長させるために頑張ります。

土台が異なる10種類の事業を展開!

 強い絆で結ばれたスタッフさんや、信頼できる右腕の桜木さんの協力で、順調に業績を伸ばす福島トランスポート(株)さん。今後の展開がますます楽しみですよ。

 ありがとうございます。ユダヤ人や華僑の間では、ビジネスは1つのことに依存しすぎるとリスクになる、何が起きても倒れないよう土台が異なる10種類の事業を手がけるべきという教えがあるんですよ。そこで私も軽貨物運送とは異なる事業を展開したいと考えています。実現したいのは、今後人口が増える国を対象にした貿易で、桜木と共に次のステップへ踏み出していく予定です。

桜木 どんなビジネスでも、特に立ち上げ時はトラブルが起きやすいもの。沈と2人でマネジメントしながら当社の事業をどんどん拡大させるつもりです。
嶋 新たな挑戦にひるむことなく立ち向かう沈社長と桜木さんには、感銘を受けます。あらためて、今後の抱負をお聞かせください。

 ゼロから軽貨物運送の事業を立ち上げたときは大変でしたし、今後も同じ気持ちを何度も味わわなければならないと思うと、本当にしんどいと内心では感じているんですよ(笑)。しかし、子どもたちに良い環境を残すには自分が頑張らなければなりません。私は、この気持ちを原動力に前だけを見て突き進みます。

桜木 これから当社に参加してくれるスタッフにも、人としての魅力にあふれる沈からたくさんのことを吸収してもらいたいですね。

 人生の主役は自分自身。私は経営者ですから、スタッフの生き方をかじ取りすることまではできません。でも、少なくとも「福島トランスポートで働いて正解だった」「沈さんと出会えて良かった」と言ってもらうことができれば幸せです。1人でも多くの方にこのような言葉を掛けていただけるよう、いつまでも全力疾走で走り続けます!

GUEST COMMENT

嶋 大輔

「スタッフから『沈さん』と呼ばれる付き合いやすい経営者でいることがモットーなんです」と語っていらした沈社長。とても人を大事にするお人柄だとよくわかりました。風通しの良い会社でチームワークを大切にして、みんなで一緒に大きく成長する。この信念を貫く沈社長と桜木さん、そしてスタッフのみなさんのさらなる躍進が私も楽しみです。

1 2


amazonからのご注文
2022年9月号
COMPANYTANK 2022年9月号

巻頭企画「天馬空を行く」には、セーリング女子49erFX級の日本代表である髙野芹奈選手・山崎アンナ選手のペアがご登場!本物の姉妹のように笑い合い、そして認め合っているお二人に、セーリングの純粋な魅力や競技としての奥深さ、お互いに尊敬しているところ、次のオリンピックに懸ける意気込みなど、思う存分に語り合っていただきました!どうぞお楽しみに!!

定期購読のご案内
 

interviewer's eye

カンパニータンクのインタビュアとして活躍されている各界の著名人たちに本誌編集局が逆インタビュー。

宮地 真緒 名高達男 水野 裕子 矢部 美穂 鶴久 政治 時東ぁみ 駒田 徳広 杉田 かおる 畑山隆則