インタビュー

建築

「自分の家」だと思って施工する

 若い頃の間違いというのは誰にでもあるもの。そこで襟を正せるかどうかで未来が決まっていきますから、ご自身の間違いを認めて行動を変えられた池田社長はご立派だと思いますよ。では、現在どのような現場を手がけていらっしゃるのか、あらためて教えてください。

池田 当社では、建物の外回りにある門や庭を施工する外構工事・エクステリア工事を中心に、家を建てる前の土地を整える造成工事など幅広い工種に対応しております。私が設計・施工の両方に携わってきた経験を生かし、すべての工程を自社で一貫してサポートさせていただける点が大きな強みですね。中間マージンがないためコストをぐっと抑えられますし、もちろん仕上がりの美しさと施工のスピードにも絶対の自信がありますよ。

 頼もしいですね。営業、設計、施工と部門ごとに担当者が変わらないというのも、お客さんにとっては安心感につながるはず。お打ち合わせの際に気を付けていらっしゃることはありますか?

池田 お客様のご要望をとにかく丁寧にヒアリングするということです。「外構工事」「エクステリア工事」と言葉だけで言っても、なかなかお客様はイメージできないですよね。だからこそ、ライフスタイルまで掘り下げたヒアリングを行うことで理想のすり合わせをし、デザイン面も機能面も優れた住まいをご提供したいと考えています。

 そうした質の高いサービスを届けるには、スタッフさんたちの育成も欠かせない要素になってきそうです。

池田 ええ。当社には3名の職人が在籍しており、皆しっかり頑張ってくれています。若手の育成で私が意識しているのは、細かい指導をする前に、まず現場作業を通して体で技術を覚えてもらうこと。また、お客様が何十年も暮らす住まいに携わる仕事だからこそ「自分の家だと思って施工しよう」と日頃から繰り返し伝えているんですよ。

農園やカフェづくりにも挑戦

 お話を通して、池田社長が徹底したプロ意識を持って現場に臨まれていることがわかりました。きっと、一つひとつのお仕事に大きなやりがいを感じていらっしゃるのでしょうね。

池田 はい。この仕事は正直、職人の腕次第で仕上がりに大きな差が出ます。にもかかわらず、料金はどの業者もあまり変わらない。それはお客様にとっては理不尽なことだと思うんです。私は、この地域では一番腕が良いという矜持を抱いているだけに、依頼してくださったお客様には喜んでいただいて当たり前、必ず想像以上のものをご提供するという気持ちで仕事に打ち込んでいます。

 そんな池田社長なら、この先もますます会社を大きくされていくことと思います。今後についてはいかがですか?

池田 実は今まさに、新しい事業の構想を進めているところで、果樹園でぶどうの栽培を開始しました。いずれは育てたフルーツをメニューに取り入れたカフェをオープンし、そこに外構の展示場を併設して、くつろぎながら住まいのことを相談できる空間をつくりたいと考えているんです。そうして、自分たちが手がける事業を「リンク」させながら、ゆくゆくは年商100億円の企業へ成長できるよう、走り続けていきます!

GUEST COMMENT

嶋 大輔

丁寧なヒアリングに始まり、絶対の自信を持つ設計・施工まで、外構工事のことをすべてお任せできる池田社長。これだけ圧倒的な信頼感がありながら、まだ32歳。お若い池田社長にとって、法人化は夢に向かう道の一歩目なのでしょう。年商100億円達成に向けて、飽くなき挑戦を続けてほしいですね。前途洋々な池田社長の将来を私も楽しみにしています!

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