中央大学経済学部を卒業し富士ゼロックス(株)に入社。営業畑を中心に歩み、他社のパソコンやシステムも積極的に導入するなど、顧客の業務改善に力を尽くす。2021年に独立し、SMDコンサルティング(株)を設立。デジタルテクノロジーを駆使して、中小企業の課題解決をサポートしている。

SMDコンサルティング 株式会社 | |
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住所 | 〒206-0033 東京都多摩市落合1-5-1 グリムコートビル503 |
URL | https://smd-consul.com/ |
千葉 住田社長のこれまでのご経歴や、独立のきっかけをお聞かせください。
住田 私は大学を卒業し、複写機やプリンタの大手メーカーである富士ゼロックス(株)に入社しました。29年間にわたり営業の最前線に立ち続けてきたんです。その間、心がけてきたのはお客様のお困りごとを丁寧にお聞きして解決策をご提案することでした。もともとコンピューターが好きで、自社の商品に加え他社製のパソコンやシステムを導入し業務の改善を推進してきまして。そうしてお客様からいただける感謝のお言葉が喜びになり、このまま定年を迎えるより生涯現役で働ける環境を生み出そうと決意し、2021年に当社を創業した次第です。
千葉 なるほど。経営コンサルタントというと業務も幅広いですよね。ぜひ、住田社長の得意分野を教えてください。
住田 当社の理念は、働くすべての人が生き生きと活躍できる社会を築くこと。近年、AIの発達で人間の仕事が奪われてしまうと言われますが、コンピューターが得意な分野と人間にしかできない仕事を上手に分けて、お互いの良い点を生かし付加価値を高めることが、これからの社会に求められる要素だと考えているんです。そこで当社は人手不足や業務の停滞でお悩みの中小企業を対象に、デジタルテクノロジーを駆使し、事業の効率化を通じて売り上げを伸ばすという、DX(デジタルトランスフォーメーション)を実現するお手伝いをしています。
千葉 そのためには、お客さんの悩みを聞き出すことが要になってきそうです。
住田 もちろんです。私が何よりも大切にしているのは、お客様である中小企業経営者様の悩みを傾聴し従業員とのパイプ役になること。また、自分の仮説やアイデアを押し付けるのではなく、相手の話を引き出してしっかりと理解し、そこから得た情報をわかりやすく整理し業務の改善に結びつけていくことです。企業経営者様には、身近に悩みを相談できる方がおらず孤独と闘っている方も大勢いらっしゃいます。そうした経営者様や企業の強みと弱みを明確にして、弱い部分を補強し強みをさらに伸ばすことが当社の役目なんですよ。
千葉 社長のように本気で向き合ってくださる方がそばにいれば、お客さんも安心して話せるでしょう。まさに、経営者さんの頼もしいパートナーですよ!
住田 ありがとうございます。既存のサービスと並行して、今後は自分と同じように生涯現役を目指して独立を目指す方々のサポートも手がけていきたいですね。また、若い方々にも幅広いスキルを身に付け、人間だからこそできる強みを生かしていただきたいと考えているんですよ。AIやコンピューターが発達する時代だからこそ、人でなければできない仕事で誰もが活躍できる社会をつくる―そのためのお役に立つことが私のモットーです。

GUEST COMMENT
千葉 真子
住田社長が取り組まれているDXは、IT化が遅れている中小企業にこそ必要なツールだと思いました。30年という豊富なご経験に加え、経営者さんへの共感も大事にしている社長のサポートがあれば、事業を発展させることができるでしょう。社会貢献を真剣に考えていらっしゃる社長を、心から応援しています!