インタビュー

建築

株式会社 Givers-Group

福岡県北九州市出身。溶接会社を経営する父の背を見て育ち、溶接の専門学校を卒業した後は家業に入る。結婚を機に独立を決意し、個人事業主として着実に業容を拡大。自らを慕って集まる仲間のため、2021年には(株)Givers-Groupを創業した。現在は溶接工事や管工事など幅広い工種に対応している。

株式会社 Givers-Group
住所 〒808-0064
福岡県北九州市若松区宮丸2-2-33
URL https://givers-group.jp/

平均年齢26歳。若く有望な溶接職人がそろう精鋭部隊が、(株)Givers-Groupだ。総勢30人のチームを指揮する境社長は、「誰かのために」という情熱を原動力に、質の高いサービスを追求している。新進気鋭の経営者の視界に映るものは何か、タレントの嶋大輔さんが迫った。


法人化で芽生えた経営者の自覚

 20代の若さで溶接の第一人者としてご活躍中の境社長。まずは、この世界に入られたきっかけと独立に至るまでの歩みからじっくり語ってください。

 もともと、私の父が溶接の会社を経営していて、「この会社が来れば工事がすぐ終わる」と言われるほどレベルの高い技術を持つ精鋭集団を率いていたんです。私も、溶接の専門学校で学んだ後に、自然な流れで父の会社に就職しました。それからは日本一の溶接工になることを目指して修業を重ね、社内でも仕事を任せてもらえるくらいまで成長できたのですが、19歳で結婚して子どもが生まれたことを機に独立を決意。準備が整ったタイミングだった22歳の時に、個人事業主として独立しました。立ち上げ時のメンバーは3人。皆が食べていければ良いという感覚で、規模拡大はあまり考えていなかったです。

 そのお考えが変わり、(株)Givers-Groupさんを立ち上げた経緯とは?

 ありがたいことに、若い職人たちが次々と私のもとに集まってくれたんです。溶接工、加治工、配管工と専門もさまざまな職人が集い、気が付けば協力会社さんを含めて30名近くの規模になっていました。仕事を受けられる数も、売り上げも驚くほど増え、周囲から法人化を勧められるようになったことから、「どうせやるならとことんやる」と腹を決めて、2021年4月に当社を創業した次第です。

 志を共にする仲間が自然と集まってくるというのは、境社長の人徳の成せる業なのでしょう。とは言え、多くの職人さんを抱えていくことに対するプレッシャーもあったことと思います。

 そうですね。個人事業だった頃は、現場・経理・事務をすべて自分でやらなければならない反面、それで仕事が回っていれば問題ないと気楽に構えることもできました。それが、従業員を抱える立場になると「皆の生活を守るために事業拡大を続けて給料を上げなければ」という責任感が生じ、どこまで突き詰めてやっていくべきかで思い悩んだ時期はありましたね。それでも、皆には豊かになっておいしいものを食べてもらいたい、周囲の人に「境の下で働けて良かったね」と言われるような環境を用意してあげたいという一心で、今日まで事業を続けてきたんです。

1 2


amazonからのご注文
2022年7月号
COMPANYTANK 2022年5月号

巻頭企画「天馬空を行く」には、現役時代に圧倒的な強さで「怪物」と称され、現在は日本競輪選手養成所の所長を務める瀧澤正光氏と、平昌オリンピック・男子モーグル銅メダリストで、競輪選手への転向を果たした原大智氏がご登場!他競技から競輪へ転向したという共通点を持つお二人に、競輪の醍醐味や選手にとって大切なこと、さらに競輪界の未来のことまで、対談形式で語り合っていただきました!どうぞお楽しみに!!

定期購読のご案内
 

interviewer's eye

カンパニータンクのインタビュアとして活躍されている各界の著名人たちに本誌編集局が逆インタビュー。

名高達男 矢部 美穂 宮地 真緒 水野 裕子 鶴久 政治 時東ぁみ 駒田 徳広 杉田 かおる 畑山隆則