インタビュー

建築

有限会社 永田工業

左官職人だった父の現場を小学生の頃から手伝う。18歳で家業である(有)永田工業に入社。厳しい父の下で修業を積みながら会社を切り盛りし2代目に就任する。現在は土木・鳶・左官などさまざまな工事を手がけ、オールマイティな建設会社として業容拡大を続けている。

有限会社 永田工業
住所 〒410-0318
静岡県沼津市平沼173-3
URL https://www.nagata-kougyo.co.jp/

大路 永田社長は、もう長く建設業界でご活躍されているそうですね。

永田 はい。当社は左官職人だった父が個人事業から創業し、「お金は働いて得るものだ」という教育のもと、私も小学生の頃から現場の片付けを手伝ってお小遣いをもらっていました。そんな環境で育ったため、学業を終えると自然な流れで当社に就職し、父の背中を見て仕事を覚えた後、2代目に就任したのです。現在は鳶・土木工事を中心に、左官工事や太陽光発電システムの設置工事など、建設関係の案件をトータルで手がける会社として事業展開しています。

大路 多様な依頼が集まるというのは、永田工業さんがそれだけ信頼されている証ですよね。現場に臨まれる際に心がけていらっしゃることはありますか?

永田 これは父譲りの信念でもありますが、どんな工事も自分が率先して取り組み、私自身の目で確認しながら進めることですね。例えば、建物の基礎部分は最終的に土に埋もれて見えなくなりますが、しっかりした土台がなければ頑丈な家は建てられません。だからこそ、私は見えない部分であろうとも絶対に手を抜かず、一つひとつの作業に手間をかけて仕上げることを徹底しているんです。また、当たり前ですが法律や規則を守ることも徹底しています。

大路 当たり前のことを当たり前に実行するというのは、決して簡単なことではないですから、素晴らしいと思います。

永田 ありがとうございます。法を犯し、お客様を裏切る行為は何の利益も生みません。私たちはプロとして仕事の対価をいただいているのですから、その自覚とプライドを持ち、責任ある仕事をしなければならない。これは当社のスタッフにも常日頃から伝えています。

大路 真っすぐなポリシーをお持ちなのですね。永田社長の下でなら、優秀なスタッフさんが多く育ちそうです。

永田 建設業界の職人は高齢化が進んでいるため若手の育成は当社としても力を入れたいと考えています。今の時代は、昔のように「見て覚えろ」というスタイルは通用しませんから、1つずつ丁寧に仕事を教えながら、私自身も一緒に成長していくつもりですよ。

大路 お話をうかがっていると、永田社長がお仕事に誇りを持って打ち込んでいらっしゃる様子が伝わってきます。

永田 ええ。仕上がりにこだわっているだけに、施主様から「永田工業に頼んで良かった」「お客さんを紹介するよ」と評価していただけると、モチベーションが高まりますし、それが何よりの原動力になりますね。この仕事は“きつい”“汚い”“危険”のいわゆる「3K」と言われがちですが、本当は縁の下の力持ちとして活躍できる、やりがいある仕事なんですよ。これからは建設業の良い部分を積極的に発信し、業界のイメージを変えていくことも目標に歩んでまいります。

GUEST COMMENT

大路 恵美

多彩な工事が可能な(有)永田工業さんに任せれば、建物や道路の開発もどんどん進んで効率が良くなりそうです。建設業は手がけたものが何十年も残る素敵な仕事。私自身、手に職を付けた職人さんをかっこいいと思っているので、永田社長にはぜひ、次世代の腕利き職人さんを育てていただきたいです!


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