インタビュー

スペシャリスト

中井和子相続相談事務所

会計事務所で働いていた母の背中を追い、自身も35年にわたり会計事務所に事務員として勤務。書類の作成などデスクワークで活躍した。第二の人生は人と接する仕事をしようと決意して相続士の資格を取り、2021年8月に「中井和子相続相談事務所」を開業。会計事務所からの記帳代行との二刀流で事業を展開する。

中井和子相続相談事務所
住所 〒344-0031
埼玉県春日部市一ノ割1-7-6
URL https://office-nakai.jp/

日本の繁栄のために尽くしたお年寄りが抱える相続の悩みを解決したい。その強い思いで相続士となったのが「中井和子相続相談事務所」の中井所長だ。地域の人々の暮らしを支え仕事を楽しみながら成長したいと語る所長の思いを、タレントの石黒彩さんがうかがった。


第二の人生は相続士として活躍したい

石黒 相続士として地域のために奮闘されている「中井和子相続相談事務所」の中井所長。まずは、事務所を開業されるまでの歩みや、独立を決意した経緯を教えていただけますか。

中井 私の母は会計事務所に勤務し、幼い頃から私にも「同じ仕事をしなさい」と言って導いてくれたんです。自らの意思で母が敷いたレールに乗った私は、35年近く会計事務所に勤めデスクワーク一筋に働いてきました。その日々はとても充実していましたが、やがて私も第二の人生を見据える年齢になり、書類と格闘するだけでなく、これからは人と接する仕事がしたい―そう考えた私の頭にまず思い浮かんだのが、相続士になることだったんです。

石黒 人と触れ合うお仕事は他にもあると思いますが、その中でも相続のサポートに目が向いた理由は?

中井 会計事務所には相続に関するご相談も多いので、もともと私にも知識がありました。高度経済成長期に頑張って働いてきた方々が、今、ちょうど相続で悩む年齢になっていらっしゃいますよね。日本を繁栄させてきた高齢者の方々に少しでも恩返しをしよう。そう決意した私は、中学3年生の娘に「ママも勉強をするよ」と宣言し、高校受験に挑む彼女の見本になるためにも相続士の試験に向けて必死に頑張りました。そのぶん、「絶対に合格しなければ」というプレッシャーは大きかったですが、娘の受験より先に迎えた試験に無事に合格し、わが子に「勉強しなさい」と言うだけの親にならずに済みましたね(笑)。

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