大手証券会社を経て資産運用会社へ転向。30年以上にわたる勤務の中でファンドマネージャーも経験し、その後大手金融グループ会社へ転職した。定年退職後、自らの知識を社会へ還元すべく、シニア層の老後の資金対策をサポートする「マネー・マネジメントFPオフィス」を立ち上げる
マネー・マネジメントFPオフィス | |
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住所 | 〒196-0082 東京都八王子市東町5-5 ハルズ八王子 3階 |
URL | https://mmfpo.com/ |
資産運用で損をしてしまう人を減らすために立ち上がった、「マネー・マネジメントFPオフィス」の前田代表。顧客の人生がより幸せなものへとつながるようサポートする前田代表の姿勢と熱い思いに、女優の宮地真緒さんが迫ったインタビュー。
金融業界での豊富な経験を還元
宮地 前田代表は、金融業界でのご経験が豊富だとうかがいました。まずは、これまでの歩みを詳しく教えてください。
前田 私は、大手証券会社の証券マンとして社会人のスタートを切りました。その後は資産運用会社に移り、ファンドマネージャーやトレーダーとして数千億円の資金を動かしていましたね。それからは、投資信託を手がける大手金融グループ会社に転職しました。専門知識を生かして、一般のお客様や金融機関からの問い合わせに対応するコールセンターの責任者に就任したんです。そこでは、投資のリスクを説明せず商品を売りお客様に損失を与える可能性の高い営業マンが多い現状を肌で感じましたね。
宮地 なるほど。そうした状況を変えるために、独立に踏み切られた、と。
前田 ええ。程なくして会社を定年退職した私は、これまでの経験を社会に還元したいと考え、2021年8月にセカンドライフ資金対策と資産運用に特化したファイナンシャル・プランナーとして創業しました。投資・保険・不動産・年金・税金・退職金など、お金に関するあらゆる分野でお客様の資産運用をサポートさせていただいています。
宮地 ちなみに、前田代表は資産運用についてどのような考えをお持ちなのかが気になります。
前田 そうですね・・・私は、生活防衛資金として預金をある程度持っていることがまずは大事なことだと考えています。そのため、生活防衛資金とは別に余剰資金があるのであれば、リスクの低い形で資産形成をできたら良いのではないかな、と。しかし、金融商品を販売する業者の中には、そうしたリスクの少ない投資、資産形成の方法をしっかりと教えてくれないところもあると言っても過言ではないでしょう。特にシニア層の方々は流されるまま退職金をすべて投資に回してしまい、気が付いたら大損していたというケースが非常に多いんです。
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