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インタビュー

スペシャリスト

アートコンサルタント丸山事務所

高校・短大と美術系に進み、学業修了後は大手自動車メーカー、広告代理店などに勤務。その後、グラフィックデザイナーの先駆けだった父親のサポートをするため、1999年に「アートコンサルタント丸山事務所」に転身し、クリエイティブディレクターを務めている。

アートコンサルタント丸山事務所
住所 〒463-0065
愛知県名古屋市守山区廿軒家1-8
ヴィルヌーヴ103
URL http://www.art-maruyama.com/
https://eranos-japan.com/

水野 こちらは、もともとはお父様の事務所であったとうかがいました。まずは、丸山さんのご経歴や現在の活動内容を教えていただけますか?

丸山 私は高校から美術科で学び、美大卒業後は自動車メーカーに就職し、デザイナーとして勤めてきました。その後、広告代理店で商品企画やクリエイティブを担当し、1999年からは病に倒れた父を支えるため当社に移りクリエイティブディレクターを務めています。当社の業務はイベントブースの設計・施工、工業デザインやパッケージデザイン、企業や地域のブランディング、商品やサービスのプロモーションなど多岐にわたるのが特徴です。特に花き業界とはつながりが深く、生産者と市場、販売店、お客様を結ぶプロモーションに注力しています。

水野 自動車メーカーや広告代理店のご経験をお持ちの丸山さんであれば、自らの「作品」にこだわり過ぎず、予算に合わせたデザインや企画を提案してくださりそうです。

丸山 おっしゃる通りで、私にはクライアント様の意向に沿った仕事をする習慣が染みついているんですよ。黒子に徹しながら常に「これで本当に良かったのか」と自問自答を繰り返しているので、本当の意味で満足感を得られた瞬間はありません。でも、自分を捨ててクライアント様のために全力を尽くすのが私の役目ですから、どれほど難しいご依頼でも絶対に逃げることなく立ち向かっています。

水野 素晴らしいと思います。ただ、デザインの中に芸術家の顔が見えるとさらに商品が引き立ちますよね。

丸山 ええ、確かにそれはとてもかっこいいことですよね。そこで当社は新たなブランド「eranos」を立ち上げて、これまでにないデザインの領域に踏み込んでいるところなんです。

水野 ぜひ、その「eranos」さんのご活動についても教えてください。

丸山 「eranos」では毛筆で書いた文字や絵画、つまり揮ごうによるデザインをご提案しています。もちろん筆を執るのは私自身です。亡くなった父はデザイナー兼書家として活動しており、その影響で私も揮ごうするようになりました。当社はパッケージや店舗、展示会などのデザインに揮ごうを取り入れた「和モダン」のテイストをご提案しています。

水野 丸山さんは商品やサービスを売るための仕事に誇りを感じながら、芸術家としての気概を持ち続けてこられたのだと思います。その本質を開放したのが「eranos」さんのご活動。ご自身のアイデンティティを全開にして、ピュアなアートと商業デザインの融合に挑戦する丸山さんの未来から、目が離せません!

丸山 ありがとうございます。私は何をしていても、仕事と結びつけてしまう性格なんです。ゆくゆくは海外にも進出し、ファッションブランドとのコラボも実現できたらいいですね。

GUEST COMMENT

水野 裕子

「いつも目の前の仕事に夢中で取り組むので、終わったら何も覚えていない」「満足したら成長が止まってしまう」と、対談の中で数々の印象に残る言葉を紡いでくださった丸山さん。「eranos」さんのご活動で、アーティストとしての一面を見せ始めた丸山さんの一層のご活躍を私も楽しみにしています!


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