インタビュー

不動産

えびす屋商事 有限会社

一般企業を経て、父が創業したえびす屋商事(有)に転職。バブル崩壊の影響を受けていた家業を守るべく、再建に取り組む。その後、代表取締役に就任し、正社員の雇用や不動産管理業にも着手し大きな成果を上げた。きめ細やかなサービスで地域住民に親しまれている。

えびす屋商事 有限会社
住所 〒194-0021
東京都町田市中町1-17-12
URL https://www.ebisuyasyouji.co.jp/

大路 東京都町田市にある、えびす屋商事(有)さん。さっそく、会社の歴史や柴﨑社長の歩みをお聞かせください。

柴﨑 不動産業を手がける当社は1980年に父が創業しました。私は一般企業に就職したものの、体調を崩した父を手伝うため当社に勤務するようになったんです。もともと接客が好きで、すぐこの仕事にやりがいを感じるようになりましたね。そうして、父と手を取り合いながら現場の最前線で走り続けてきました。

大路 お父様を支え、時には支えられながらここまで歩んでこられたと。では、受け継いだ会社を社長はどのように成長させてこられたのでしょうか?

柴﨑 父はカリスマ性のある人で、社員を雇わず一人で営業に飛び回り成果を上げてきました。しかし、そのようなやり方はとても真似できません。ですから私は、女性ならではの目線できめ細かなサポートをご提供する方針を打ち出しました。それは、正社員を雇用しチームワークで仕事に取り組むこと。さらに、不動産の仲介だけでなく管理業にも進出しました。長年にわたって、地元のオーナー様を支援し積み上げたノウハウのおかげで、今では仕事のほとんどをご紹介でいただけるようになったんですよ。

大路 それは、えびす屋商事(有)さんが信頼されている何よりの証ですよ。とはいえ、入居者やテナントの管理は細かい仕事が多く大変そうですね。

柴﨑 ええ。不動産管理業務は日々の清掃からクレーム処理、家賃滞納の対応など多種多様です。当社ならではのフットワークの軽さを生かし、スムーズに処理することを何よりも心がけています。おかげさまで、大手不動産会社様から不動産管理のご依頼をいただけるほどにまで成長することができました。でも、激務の連続というわけではなく、当社は午後6時で社員が退社し残業はほとんどゼロなんです。可能な限り、私自身が率先して帰るようにしているんですよ。

大路 それはすごい!なぜ、そうした働きやすい会社をつくり上げたのですか?

柴﨑 私は3人の子どもを育てる中で、「仕事か家庭か」と選択を迫られるのが嫌だったんです。また、不動産業界は固定給が低く歩合給が高いため、離職率が高い傾向にあります。そこで、定時で退社でき、休暇も取りやすい体制を整えました。さらに、長期的に安定した雇用を生み出す会社を目指し、定年制もなくしたんです。

大路 地域、社員の皆さんのために奮闘する社長の今後が楽しみですよ。

柴﨑 ありがとうございます。今後は管理業務に力を入れると共に、地元の地主さんや不動産オーナーのみなさまの大切な資産を活用し、次の世代に引き継ぐためあらゆる活動をしていきたいですね。そして、人の縁と感謝の気持ちを大切にしながら100年企業にすることが私の目標です!

GUEST COMMENT

大路 恵美

女性ならではのアイデアと抜群の行動力で会社をまとめていらっしゃる柴﨑社長。働き方改革の先駆けとも言えるアットホームな社風と、口コミで広がるほどの信頼を両立させたステキな経営者でした。地域のために奮闘する社長と社員のみなさんを私も心から応援しています!


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