インタビュー

IT

株式会社 MRI

生まれは山口、育ちは千葉。祖父・父ともに経営者の家系。大手IT企業で数多くのプロジェクトを手がけた。地域社会に貢献したく2012年千葉の(株)エイシルに入社。2020年にグループ会社(株)MRIを設立。SDGsに賛同し、在日外国人や女性技術者を積極的に採用中。

株式会社 MRI
住所 [本社]〒306-0631
茨城県坂東市岩井2886-4
キハラデンキビル3F
[千葉開発拠点]〒260-0028
千葉県千葉市中央区新町24-9
千葉ウエストビル7F
URL https://m-ri.co.jp/

宍戸 松川社長がIT業界で積み上げてきた実績から教えていただけますか?

松川 私は大学で経営工学を専攻しましたがプログラミングと出合い、卒業後は技術者として東証一部上場のIT企業に勤務しました。そこで自信をつけて8年後に独立し、当時流行していたブラウザゲームの会社を立ち上げたんです。しかし、私にできたのは企画を立ててプログラムを組むことだけ。システムの運用や営業など、さまざまな職種で大勢の人に協力してもらわなければ仕事にならないと学びました。自分の仕事を見つめ直すと同時に、結婚し子どもにも恵まれた私は安定した職場を探すようになったんです。そこで出会ったのが、当社の親会社(株)エイシルの社長・長谷川雄一でした。

宍戸 なるほど。長谷川社長の存在が松川社長の人生を大きく変えたのですね。

松川 ええ。官公庁や自治体、大手企業のシステム設計・開発を手がける(株)エイシルに入社し、ITコンサルタントになった私は、小まめに足を運ぶ泥臭い営業で一人ひとりのお客様を大切にする姿勢を貫きました。そうして「次の案件も松川さんに」とご指名をいただけるようになったんです。やがてグループ会社として当社を創業し、今はITコンサルティングやプロジェクトマネージメント、エンジニアの派遣を手がけています。当社の大きな特徴はペーパーレスソリューションの他、スタッフの大半が在日外国人や女性であることなんですよ。

宍戸 その思い切ったご決断の背景には何があったのでしょうか?

松川 持続可能な開発目標である「SDGs」の中には、「人や国の不平等をなくす」「ジェンダー平等を実現する」という項目も含まれています。私はこの理念に大いに賛同し、閉鎖的で改革が遅れている日本のIT業界を進化させるため、外国人と女性の雇用に特化した当社を立ち上げました。「外国人は言葉が通じない」と憂慮される方も多いですが、彼らは数ヶ国語を操るなど優秀な人材ばかりで、技術力も非常に高いんです。また、高度な技能を持っているのに専業主婦になってしまった女性も、テレワークなら自宅で作業ができますよね。

宍戸 日本で学んでくれた外国人技術者や、仕事で輝きたい女性の力を生かしてIT業界と社会を変革する。これが(株)MRIさんの使命というわけですね!

松川 はい。当社は「多文化共生」をキーワードに在宅勤務、フレックスタイムの導入、出勤時の服装の自由化などを実現しているんです。今後は社内公用語の英語化や週休3日制にも取り組み、一歩社内に入ったら「どこの国の会社だ?」と思われるような会社を目指しています。もちろん、そのためには私も常に最先端の知識を学び自分を進化させなければなりません。そうして社会の発展に貢献し、当社の功績を次世代につなぐこと――これが私のミッションです!

GUEST COMMENT

宍戸 開

世界基準から遅れている日本のIT業界に必要なのは、広い視野だと思います。現状に危機感を持ち、時代に追いつき追い越そうと奮闘されている松川社長のお取り組みは、必ずや業界を、そして日本を変革させてくださるでしょう。信念を貫き走り続ける社長のご活躍を、私も大いに期待しています!


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