インタビュー

IT

株式会社 いいんじゃ

学生時代には陸上選手として全国大会にも出場。大学在学中に陸上スパイク比較サイト「ShoesPicks」を立ち上げ、卒業後はITベンチャーにてAI事業をはじめとした広告事業を3つ開発。2020年11月に(株)いいんじゃを設立し、立教大学大学院の非常勤講師も兼任。

株式会社 いいんじゃ
住所 〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5-17-15
サンヴァレイ原宿202
URL https://einja.net/

 渡邉代表は学生時代に、陸上選手としてご活躍されていたそうですね。

渡邉 はい。短距離走とハードルの選手としてインターハイや全国大会などにも出場した経験があるんです。その一方でITも好きで、学生時代にはシリコンバレーに武者修行に行きました。その両方の強みを生かしたいと考え、当社を立ち上げた次第です。

 スポーツとITというのは非常におもしろい組み合わせですね。

渡邉 「スポーツを賢くしたい」というのが、当社のコンセプトなんです。以前から、特に日本においてスポーツ×テクノロジーの事例が少ないと思っていました。まずはスポーツ用品メディアに着手し、誰でも定量的に相性の良いモノと出合える世界を目指しています。現在では「走り」の科学を突き詰める事業も展開し、才能で諦めることのない、誰でも速く走れる世界を追究していきたいと考えています。

 サッカーでも原点となるのは「走り」なんです。そこを疎かにするとパフォーマンスが上がりませんから、サッカー業界にも大きなニーズがあると思います。

渡邉 巻さんにそうおっしゃっていただけると、当社の取り組みに自信が持てます!物理・医学面で見ると、すでにさまざまなことが解明されているのですが、それがアスリートにまで共有されていないのが実状です。ただ研究者としての目線だけでは、実際にアスリートが具体的に何をどう改善していけばいいのかがわかりません。そこでアプリケーションなどを取り入れて見える化するとともに、力学に則った「走りの仕組み」を学ぶランニングスクール「Smart Dashスクール」の運営なども行っています。

 ここまで本格的に「走り」に向き合った事業を手がけている会社はなかなかないと思います。(株)いいんじゃさんの今後がとても楽しみですね!

渡邉 ありがとうございます。当社の強みは大きく分けると3つあります。1つはテクノロジー。2つ目は、アスリート目線も備わっているということ。そして3つ目は、チーム力ですね。私も含めて社員全員が大学時代の陸上部の仲間であり、マーケティングにも長けているプロフェッショナルです。走りとマーケティングを組み合わせた事業という点では、同業他社に負けないと自負しています。

 将来の展望などはありますか?

渡邉 まずは走りについての科学的なエビデンスを、スポーツや医学の世界に発信していきたいと考えているんです。実は今、足を速くする実証にご協力いただけるプロチームを探しています。実際にプロのチームに密着して当社のノウハウを検証したうえで、それを子どもたちのスポーツ教育にも浸透させていくのが目標です。ゆくゆくはスポーツ選手のみならず、誰もがスポーツ科学の知見に触れられるようにしていきたいですね!

GUEST COMMENT

巻 誠一郎

アスリートとしての目線とITの専門家としての目線。その両方を備えているのが渡邉代表の特長だと思います。ぜひスポーツ業界を「走り」から変えていってほしいですね。日本人アスリートには走りを強みに変えられるだけのポテンシャルがあると思いますから、(株)いいんじゃさんの今後の展開が楽しみです!


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