愛知県出身。大手自動車メーカーに就職し、製造に携わる。やがてアパレル事業を手がけたいという思いから、資金調達のために塗装業界に。念願のアパレルショップを立ち上げるも、次第に塗装業にやりがいを見いだす。やがて独立を果たし、「三河建装」を創業した。
三河建装 | |
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住所 | 〒446-0037 愛知県安城市相生町9-2 |
URL | https://mikawa-kenso.com/ |
矢部 愛知県安城市を拠点に、住宅の外壁塗装をメインに手がけられている「三河建装」さん。関代表はどういった経緯でこの業界に入られたのでしょうか?
関 私は学業を終えると大手自動車メーカーに就職し、主に製造業務に携わっていました。3年ほど勤めていましたが、もともとアパレル業界に憧れを抱いていた私は、「自分のお店を構えたい」と思うようになりまして。そこで資金を貯めるために、塗装でアルバイトを始めたのが、この業界に入ったきっかけです。程なくして、念願だったアパレルショップを構えるまでになりましたが、やはりアパレル業で食べていくのは難しく、次第に塗装に力を入れるようになりました。そして当社を創業し、現在は一般住宅をメインに外壁塗装、シーリング工事、防水工事などを手がけています。
矢部 独立してみていかがでしたか?
関 独立当初から先輩のところに手伝いに行ったり、仕事を紹介してもらったりとおかげさまで順調な滑り出しができました。学生時代の先輩には、下積みの頃からお世話になっていて、そうした恵まれた環境があったからこそ、ここまで続けてこられたんだと思います。今では紹介が紹介を呼び、たくさんのご依頼をいただけている状況で、周りの方々にはとても感謝しているんです。
矢部 周りの方々に支えられてこられたのですね。とは言え、それだけ仕事の依頼が舞い込んでくるのは、関代表のお人柄もあるのでしょうね。
関 そうであれば嬉しいです。実際に、お客様とのコミュニケーションには一番気を遣っているんですよ。どれだけ技術があっても、ぶっきらぼうな対応ではお客様に不快な思いをさせてしまいますから、ごあいさつや礼儀を徹底したうえで、丁寧な施工を心がけています。
矢部 そういった細かい気遣いが感じられるからこそ、お客様も「また頼みたい」と思うのでしょうね。お話をうかがい、関代表がとても充実感を持ってお仕事に取り組まれている様子が伝わってきますよ。そこまで仕事に情熱を注げるバイタリティはどこから来るとお考えですか?
関 お客様の笑顔と感謝の言葉が原動力になっています。それに、塗装を終えた後、建物がそのまま残るこの仕事は、やりがいも大きいですし、達成感もあるんです。また、実は先日結婚し、近々子どもが生まれる予定でしてね。家族のために頑張らねば、とますます意欲を燃やしています。
矢部 それでは最後に、今後のビジョンをお聞かせください。
関 会社を大きくしたいという野望は今はありません。というのも、仕事が飽和しすぎると、お客様への対応が遅くなってしまい、自分が理想とする仕事ができなくなってしまいますから。ですから今後も地域密着で、一人ひとりのお客様を大切に仕事に取り組んでまいります。

GUEST COMMENT
矢部 美穂
「先輩たちには可愛がってもらってきたので、この恩は仕事で返したいと考えています」とおっしゃっていた関代表。周りの方々との絆の強さを感じましたし、仕事もプライベートも順調そうな代表であれば、今後さらに飛躍していかれるでしょう。これからも仲間とのつながりを大切に頑張ってくださいね。