インタビュー

建築

Carpe diem

塗装業に携わる中で、特殊塗装との出合いを機に、空間プロデュースに興味を抱くように。特殊塗装の技術を身に付け独立し、「Carpe diem」を立ち上げた。現在は外壁・ 内装塗装を主に、海外の材料や自社で開発した材料を用いた特殊塗装事業を展開している。

Carpe diem
住所 〒123-0864
東京都足立区鹿浜4-6-10
ライフガーデン 102
URL https://www.carpediempaint.com/

石黒 「Carpe diem」さんでは、外壁・内装の塗装を手がけていらっしゃるそうですね。𠮷河代表がこのお仕事に興味を持たれたのにはどのようなきっかけが?

𠮷河 私は10代で建設業界に入ったのですが、当時は若かったこともあり、一度この業界を離れたんです。それからはさまざまな業界で経験を積んだものの、23歳のときに手に職を付けたいと思うようになり、知人から誘われたこともあって塗装会社で働くことになりましてね。その中で、海外の塗料を使った特殊塗装という分野に出合い、興味を持ったんです。そこからは、“空間プロデュース”のおもしろさに魅力を感じて、知見を深めた後に独立しました。

石黒 特殊塗装がどのようなものなのか、ぜひ詳しく教えてください。

𠮷河 特殊塗装と一言で言っても、使う材料の種類や仕上げは様々で、液体の材料からセメントやモルタル、漆喰などもあるんです。それらをローラーやコテ、様々な道具を使って模様をつくり、さらにそこに色を付けていくという技法になります。海外だと一般住宅にも取り入れられているのですが、日本ではまだ普及率が低いんです。そんな特殊塗装をどれだけお客様に知ってもらえるかをテーマに、「この壁に特殊塗装を取り入れたら格好良いですよ」というように提案しながら、カルチャーとして根付かせていっています。

石黒 プロ目線で提案していただけるのは嬉しいですね。特殊塗装であればオリジナリティも出せて良いと思います!

𠮷河 ありがとうございます。その他にも、自社と仲間で開発した日本産の材料を使い、海外の材料より安価で、クオリティも引けを取らないものも提供しています。塗装にはもっと表現できる幅があることを、より多くの方に知ってもらいたいな、と。そのためにも、中途半端なものは提供しない、というのが私のモットーなんです。

石黒 お仕事に懸ける熱い思いが伝わってきます。他にも現場で意識されていることはありますか?

𠮷河 やはり、お客様の思いを形にすることを一番大切にしています。店舗の塗装のご依頼であれば、完成図を見ながら、魅せたいポイントにどう照明が当たるかなどを考え、どんな空間にしたいのかというお話を伺ったうえで、オリジナリティを加えて施工しています。

石黒 今後のビジョンについてはいかがでしょうか?

𠮷河 やはり私は、特殊塗装を広めていきたいという思いが強くあるので、そのためにも、格好良いものをつくり続けていきたいですね。

GUEST COMMENT

石黒 彩

まさに芸術家ならぬ「塗装家」と呼ぶにふさわしい𠮷河代表。屋号名の「Carpe diem」には、「その日の花を摘む」という意味があるそうです。お客さんとの出会いや空間など、常に「今」目の前にある一つひとつと誠実に向き合ってお仕事をされている姿が印象的でした。


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