神奈川県出身。高校卒業後、洋菓子店を皮切りにファミリーレストラン、大手百貨店グループ会社のカフェ事業部門、給食会社、大手百貨店グループ会社レストラン部門、大手鉄道グループ会社の外食部門に勤務。店舗の運営、本社管理部門、事業拡大にあたり新規開発などさまざまな業務に携わる。外食産業43年の実績をもとに63歳で独立。飲食店コンサルティングや食品、雑貨販売を手がけるHappy&Life 88(同)を創業した。

Happy&Life 88 合同会社 | |
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住所 | 〒299-0118 千葉県市原市椎津738-39 |
URL | https://hal-88.jp/ |
飲食店コンサルティングや食品、陶器、雑貨販売を手がけるHappy&Life 88(同)。外食産業の各分野で実績を残し、同社を創業した小俣義晴代表は不安を抱える飲食業のオーナーに寄り添い続けている。「人々の健康のお役に立ちたい」と語る小俣代表に、タレントの水野裕子さんが話をうかがった。
外食産業で経験を積み63歳で起業
水野 飲食店コンサルティングや食品販売を手がける小俣代表は、外食産業の分野で驚くほど多彩なご経歴を積まれて独立されたとうかがいました。ぜひ、その道のりを教えてください。
小俣 私はもともと料理が好きで、高校卒業後はフランス菓子のメーカーに入社しました。さまざまなことを学びたいと考えていたので、2年後には日本に根付いたばかりのファミリーレストランに転職し調理を担当し、アシスタントマネジャーまで務めたんですよ。3年後、今度は大手百貨店のグループ会社でカフェ事業を展開する会社へ。ここには9年ほど勤め、店長や店舗管理、新規出店担当として腕を振るってきたんです。
水野 現場から開発まで、ここまでですでに輝かしいご経歴をお持ちでいらっしゃいますね。
小俣 ええ、その後もさらに経験を積もうと転職、転職先は企業の従業員食堂を運営する給食会社に勤めました。献立のカロリー計算の栄養管理ソフトを協同開発するなど管理部門で40歳まで仕事を続け、やがて再び外食事業を手がける大手百貨店グループ会社の地区責任者(担当部長)になりましてね。しかし多忙な中で体調を崩し、知人に頼まれて、建設現場専門に売店を展開する会社で事業拡大に取り組んだこともあるんですよ。そして、最後は50歳で大手鉄道グループ会社に入社し、コーヒーショップの開発や焼き鳥店の運営を任され定年の63歳まで勤め上げました。
水野 本当に見事なご活躍ですね。起業しようと思ったのには何か理由が?
小俣 私はじっとしているのが苦手な性分ですし、何よりもお世話になった方々への恩返しをしたいと思ったんです。そこで、2019年に個人事業主として独立し、2021年5月に当社を立ち上げました。現在、輸出入業務や飲食コンサルタントとして日本中を飛び回っています。
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