学生時代はラグビーに打ち込み、卒業後もクラブチームで活躍し大会で東日本優勝を飾る。大手自動車ディーラー、携帯電話販売店、建築会社などさまざまな職種を経験し、飲食店経営にも携わる。2020年、「Nstyle-selling湘南」を立ち上げ、リフォームを中心とした幅広い事業を手がけている。

飯田　野㟢代表は、驚くほど多彩なご経歴の持ち主とお聞きしました。ぜひ、これまでの歩みを教えてください。

野㟢　私は幼稚園の頃からサッカー、水泳、柔道で体を鍛え中学3年でラグビーに転向しました。特待生として進学した高校では国体に出場し、名門・山梨学院大学を卒業するまでラグビーに打ち込んだんです。その後は、大手自動車ディーラーに就職し保険営業を担当しましてね。1年目から全国300人の営業マンの中でベスト5に入る成績を上げました。しかし、会社ではなく自分の名前で売れる人間になることを目指していた私は6年後に転身を決意したんです。

飯田　どのような進路を選択されたのか、とても気になります。

野㟢　店舗営業を学ぶため携帯電話販売店に転職し、やがて管理職を務め法人営業部も立ち上げるなど大きな成果を上げることができました。その後、リフォーム会社に転職し、支店長やエリアマネジャー、営業研修の講師もさせていただいたんです。そして、こうした幅広い経験をもとに、2020年に当社を創業しました。現在は外壁塗装や修繕、水回りなどの内装リノベーション、エアコン設置工事を中心に、保険、自動車、携帯電話のご相談など、住まいと暮らしにかかわるさまざまな事業を展開しています。

飯田　見事なマルチプレイヤーでいらっしゃる野嵜代表。お仕事なさるうえで大切にしていることはありますか？

野㟢　私のモットーは見えないところで努力をすること。そして、ものの見方を変えることを大切にしています。ものの見方を変えれば考え方が変わる。考え方が変われば行動が変わる。行動が変われば結果が変わる。結果が変われば人生が変わる。この言葉を人生訓にしながら、日々仕事に取り組んでいます。

飯田　それは、私が野村監督から言われてきたことと同じですよ。失敗から学ぶことが大切だとよく言いますが、本当に大事なのは成功したことについて「なぜうまくいったのか」と考えること。そうすれば人は伸びると教わりました。

野㟢　おっしゃるとおりだと思います。成功にも失敗にも「なぜ」と疑問を持ち、原因を究明することで次のステップも変わるもの。ですから、どんなにささいな仕事も「今日の一歩は明日の一歩」と考え本気で取り組んでいるんですよ。

飯田　頼もしいお言葉ですね。最後に、今後の展望についてはいかがですか？

野㟢　今後もスタッフを増やしつつ、小さいながらも細く長く、大手がまねできないフットワークの軽い会社であり続けるつもりです。また、ただのリフォーム会社ではなくアーティストとして仕事をすることが私のポリシーなんです。お客様も私たちも共に完成が待ち遠しくなり、「工事をしてよかった」「住みやすくなった」と感動していただける建築会社として成長してまいります。

GUEST COMMENT

飯田 哲也

豊富なご経験を無駄にせず自分を伸ばし続ける野㟢代表は、他のリフォーム会社の代表とは一味違う方。そのような常に前向きで仕事を楽しむ姿勢に大変感銘を受けました。経営者であり、勝負師でもある野㟢代表と「Nstyle-selling湘南」さんがこれからどう成長していくのかとても楽しみです！