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株式会社 C.D.C.E

20歳の時に運送業界に足を踏み入れ、大手運送会社のアルバイトとして働く。30歳で個人事業主として独立するも、一度は運送業界を離れる。しかし、自分にはこの仕事しかないと考えてすぐに復帰し、2021年6月に(株)C.D.C.Eとして法人化した。古巣の元上司である笹川芳布氏に支えられながら、躍進の時期を迎えている。

株式会社 C.D.C.E
住所 〒210-0853
神奈川県川崎市川崎区田島町4-3

運送会社である(株)C.D.C.Eを旗揚げした安西社長は、自らを「問題児だった」と語る。納得のいかないことには従わない一途な性格で、一度は業界から離れたこともある社長を支えたのは周囲の理解者。魅力的な人柄の社長に、タレントの嶋大輔さんがお話をうかがった。


自分には運送業しかないと決意

 (株)C.D.C.Eさんを立ち上げ、ご活躍中の安西社長。まずは、運送業界でのキャリアや独立の経緯から詳しく教えていただけますか?

安西 私が業界最大手の運送会社に入ったのは20歳の時でしたが、働き出した当初はアルバイトだったんです。初めは誰でも未経験ですよね。私は台車を使った配達から仕事を覚えましたが、何もわからずに毎日半泣き状態でした(笑)。そんな時に助けてくれたのが、当時の上司で今は当社の営業を手伝ってくれている笹川だったんです。

笹川 ひと言で言うと、その頃の安西はやんちゃな若者でした(笑)。ただ、憎めないところもたくさんあったので、私が会社から「面倒をみてくれ」と任されることになったんです。

安西 私はやりたくないことはやりたくない、納得できないことはしたくない性格で、会社という組織にいても平気で上に意見を言っていたんです。そのたびに笹川が間に入って助けてくれました。いま振り返ると、当時は本当に迷惑をかけたなと思います(笑)。

 お二人は長い付き合いなのですね。そんな性格だった安西社長が、独立の意志を固めたのはいつ頃なのでしょうか?

安西 「いつかは自分の会社を」という漠然とした思いを抱いていた私は、30歳の時に個人事業主として独立しました。古巣や知人の会社の委託で仕事を始めたんです。しかし、事業が思うようにいかず一度は運送業から身を引きました。そうして別の業界で働き始めたのですが、どういうわけかまったく仕事がおもしろくありません。やはり、自分には運送業しかないと決意した私は、周囲の方々に頭を下げて復帰しました。それからは順調に成長し、2021年6月に当社を立ち上げることができたのです。

 そうした挫折の経験が、安西社長をひと回りもふた回りも大きくしてくれたのではないですか?

安西 嶋さんのおっしゃる通りです。個人事業主として運送業界に戻り、本格的に起業する夢を持つようになった私は、同時に、この生き方のままでは世間に通用しないことにようやく気付きました。そこで、私を支えてくださる方々に教えを請うようになったんです。そのせいか、この数年は彼らから「大人になったね」と言われるようになりました。

 見事に一国一城の主となられた安西社長が、大勢の方々に見守られ成長されてきた様子が伝わりますよ。非常にユニークな社名の由来も気になります。

安西 当社の社名は、「素早い作業でどんどん荷物を減らしていく」という意味である英語の「カウントダウン・キャリー・エクスプレス」の頭文字をつなげたものなんですよ。現在、当社はさまざまな荷物の輸送を担当していますが、最近はコロナ禍もあり、医療機器の配達が大きな割合を占めています。

 なるほど。ところで、笹川さんはどういった経緯から(株)C.D.C.Eさんに参加されたのでしょう。

笹川 私は(株)C.D.C.Eの社員というわけではありません。共通の知り合いの社長さんから、「安西が運送業界に戻ってきた。うまくいっていないから助けてやってほしい」と頼まれて営業を手伝い、現在も別の会社に勤務しながら(株)C.D.C.Eをサポートしているんです。先ほどもお話ししましたように安西はすぐに突っ走ってしまう性格で、ちょっと後ろを向くと崖っぷちに追い込まれてしまうことが多いんですよ(笑)。ただ、そのまま落ちてしまわないところが彼の実力だと思っています。また、周囲の人がすぐに手を差し伸べてくれるのも彼に人徳があるからですね。

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