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注目企業インタビュー

茨城県生まれ。学業修了後、大手ハウスメーカーで20年にわたって勤務する。その後は輸入住宅のデザインを手がける会社に転職。そこで知った輸入インテリアに感銘を受け、知識を深める中で独立を決意。2021年4月にO・K corporation(株)を設立した。

O・K corporation 株式会社
住所 [銀座サロン]〒104-0061
東京都中央区銀座1-13-3 タイジビル8F
[福生サロン] 〒197-0011
東京都福生市福生867-14 シーザーレジデンス109
URL https://ok-deco.co.jp/
https://ok-pts.co.jp/

 大武社長は、住宅業界一筋でいらっしゃるとうかがいました。社長が輸入住宅を扱われるようになったきっかけからお聞かせください。

大武 私は25歳のときに、大手ハウスメーカーに入社しました。そこで20年ほど勤めていましたが、価格帯の高い鉄筋コンクリート造の注文住宅の提案は、「予算が厳しい」「価格の割には間取りの自由度がなくデザイン性も味気ない」などと肩を落とすお客様も少なくなかったんですよ。やがて、さらに経験を積むべく輸入住宅デザインを手がける会社に転職したんです。そこでは、ハイセンスな輸入住宅を低コストでお客様にご提供しており、目から鱗が落ちましたね。そしてお客様の笑顔を見るうちに、「この道を究めたい」という思いが湧き上がり、6年ほど知識を深めた後に当社を創業しました。

 実際にお客さんに喜んでいただけた経験が、独立の決め手になったのですね。現在はどのようなご依頼に対応していらっしゃるのでしょうか?

大武 当社では、アメリカやヨーロッパといった海外の設計思想に基づいた、輸入住宅を扱っています。ドアノブや壁紙、キッチンなどの小規模なリノベーションから、フルリノベーションにまで対応しているんですよ。というのも、「洗面台だけおしゃれな空間にしたい」「自分の部屋だけリノベーションしたい」といった、家全体ではなく部分的なリノベーションのご相談を多くいただき、輸入住宅をもっと身近な存在になっていただきたいという思いがあったからです。

 たしかに、輸入デザインを取り入れれば、フルリノベーションでなくても気分も高まりそうです。

大武 そう言っていただけると嬉しいです。美容院やサロンなどの店舗様からのご依頼だけでなく、最近ではリモートワークやステイホームなどでご自宅にいる時間が長くなったことで、一般の方からのご依頼も多いので、“身近な空間を少し変えてみる”といったニーズにも応えていけたらと思っています。

 そんな社長がお仕事をするうえで、大切にしていることがあれば教えてください。

大武 お客様はもちろん、関係する業者様にも喜んでいただける会社にすることです。お客様には期待以上の仕事をご提供し、業者様にもそのお客様の喜びを共感していただけますように大切にお付き合いさせていただきたいと思います。

 素晴らしい心がけだと思います。社長はいろいろな知識をお持ちですから、相談をすればきっと、理想の空間を手がけてくれることでしょう。今後についてはいかがですか?

大武 当社と同業と言える会社はそれほど多くありません。ですからまずは、輸入住宅の認知度を高める活動をしていくつもりです。そして、ご予算の中で最大限のコストパフォーマンスを発揮するとともに、お客様に喜んでいただけるものをご提案していきたいですね。今は同じ思いを共有している仲間もいてくれるので、彼らと力を合わせながら、着実に一つひとつの仕事をやり遂げていきたいと思っています。

GUEST COMMENT

嶋 大輔

当日対談をした事務所はハイセンスなインテリアが並び、とても洗練されていました。このような素敵な事務所で打ち合わせをしたら、お客様も住宅のイメージが湧きやすいでしょうね。今後も関わる人を幸せにする会社であり続けてください!

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