インタビュー

製造・技術

夜間も自家消費できる独自システム

宮地 では、お二人が手がけていらっしゃるバッテリーシステムの特長について、詳しく解説していただけますか?

平林(真人) もちろんです。当社が開発した家庭用オフグリットバッテリーは、太陽光発電などで自家発電した電力を効率的に活用できるようにする商品で、電力会社の送電網につなげずとも生活に必要な電力をまかなえる、世界初のシステムが搭載されています。従来、太陽光発電は発電できる時間帯にむらがあり、日中に多くの電力を生み出しても使いきれなかった分は無駄になってしまっていました。しかし、このオフグリッドバッテリーを導入すれば、日中に発電した余剰な電力を蓄電しておき、発電できない夜間にその電力を充てることができるようになるのです。

宮地 なるほど。発電した電力を、バッテリーを通してバランス良く供給することで、無駄のない自家消費が可能になるのですね。確かに、月々の電気代削減に大きく貢献してくれそうです。

平林(真人) おっしゃるとおりです。また、バッテリーから送電を行うため、大きな自然災害が発生して停電が発生した場合にも、急に真っ暗になるということはありません。暗闇の中、不安な気持ちで分電盤を操作するような事態にはならないので、ご安心ください。

宮地 日本は台風や地震など何かと自然災害が多いですから、その意味でもこちらの商品は頼もしい限りですね!

平林(真人) ありがとうございます。さらに、最近は産業用のオフグリットバッテリーシステムの開発にも注力しています。工場などで消費する大量の電力を、自家発電・自家消費できるこのシステムは、すでに大きな反響をいただいており、私たちも一刻も早く普及させようと意欲を燃やしているところなんです。

平林(真一) 近年、ようやく世界中が地球温暖化の問題を真剣に考えるようになりました。温暖化の元凶である二酸化炭素を減らすには、大量の化石燃料を燃やす火力発電から自然エネルギー活用への転換が必要不可欠。その流れの中で、太陽光発電と組み合わせて活用できる当社のバッテリーシステムは、間違いなく世の中に貢献できると確信しています。

宮地 国内のみならず世界各国から注目される商品を開発・販売されるというのは、やりがいも大きいでしょうね。

平林(真人) はい。日本は先進国の中でもSDGs(持続可能な開発目標)への意識がまだまだ低く、だからこそ私たちの果たすべき使命は多いと思っています。各国のパートナーとも協力体制を築き、当社のシステムをまずは台湾へ、その後はアメリカやオーストラリアへの進出も予定しているので、今後の展開を楽しみにしてください。

宮地 力強いお言葉です。社長にとっても、副社長の活躍は頼もしいのでは?

平林(真一) よくやってくれていると思います。彼はオフグリッドシステムの設置工事も自ら手がけており、現場を熟知していることがそのまま強みになっていると感じているところです。

平林(真人) 私はアメリカに14年いたため語学も日本語より英語のほうが得意と言えるほどで、これは海外へ進出するうえでの強力な武器になると思っています。この先も世界と勝負できる速度感を大切に事業を展開し、当社をますます成長させるよう尽力してまいります。

GUEST COMMENT

宮地 真緒

太陽光発電で電気を自給自足できれば、毎日の生活が楽になるだけでなく災害時も安心です。そんな暮らしを実現するために欠かせないのが(株)G-Techさんのオフグリットバッテリーシステム。家庭でも「当たり前」になっていく太陽光発電の未来を私も楽しみにしていますし、一刻も早く持続可能な世界をお二人の力で実現していただきたいですね!

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