インタビュー

製造・技術

株式会社 G-Tech

CEO / 工学博士 平林 真一
「東芝」在職中に世界初のパソコンを設計。ドイツへ赴任し「東芝ヨーロッパ」の代表も務める。その後はシリコンバレーを拠点にしつつ最先端の事業を牽引し、成長著しい太陽光発電ビジネスに着目して2014年に独立。(株)G-Techを創業し、世界に通用するものづくりに尽力している。

副社長 / MBA 平林 真人
父・真一氏の背を見て育ち、中学からアメリカへ渡り14年を過ごす。帰国後は父と同じく太陽光発電に着目して設計の仕事に就き、数年のキャリアを経て真一氏と合流。現在は(株)G-Techの副社長として、現場を一手に引き受けながら海外進出を見据えた活躍を続けている。

株式会社 G-Tech
住所 〒100-0005
東京都千代田区丸の内3-2-2
丸の内二重橋ビル2F
URL https://g-tech.tokyo/

家庭の電力供給手段として注目を集め続ける太陽光発電。その中で、日中に生産した電気を蓄電し夜間に供給するオフグリットバッテリーを開発するのが、(株)G-Techだ。世界初のシステム開発に挑み続ける平林社長親子の信念に、女優の宮地真緒さんが迫った。


世界に通用する製品をつくり上げる

宮地 こちらでは、太陽光発電と組み合わせて使用する独自のバッテリーシステムを開発・販売していらっしゃるそうですね。平林社長は、これまでもエンジニアとして輝かしいキャリアを歩んでこられたとうかがっています。

平林(真一) 私は学業を終えると「東芝」に入社し、世界初となるパソコンの設計に携わりました。28歳で「東芝ヨーロッパ」の代表としてドイツへ渡り、7000億円の売り上げを達成。その後はアメリカのシリコンバレーを拠点に、最先端の事業に従事し続けてきました。やがて、太陽光発電に対する世界的な関心の高まりを感じ、2014年に当社を立ち上げ現在の事業に本格的に乗り出した次第です。

平林(真人) そんな父の背中を見て育った私は、英語を話すことへの憧れもあり、中学からの14年間をアメリカで過ごしました。その後、帰国のタイミングがちょうど太陽光発電の全量買取制度の開始と重なったため、私は開発会社に就職して太陽光発電関連の設計に携わり始めたんです。そこから事業を広げ、電力網が整備されていない途上国の支援を行うビジョンまで持っていたのですが、技術・コストの両面で大きな壁を感じ、やむなく断念することになり―そんな折、父も太陽光発電事業に進出していると知り、合流することを決めたのです。

宮地 それぞれの道を歩まれていたお二人が、太陽光発電事業という共通点でつながったのですね。現在はどのような方針で事業を進められているのでしょう?

平林(真人) 近年は電力の買取価格が下がっており、逆に基本電気料金は上がってきています。そうした時代背景を踏まえ、当社は太陽光発電で生み出した電力を自家消費するためのバッテリーシステムの開発にかじを切りました。

平林(真一) 開発に際しては、常に世界基準で製品を手がけていくことを念頭に置いています。日本だけで売れるものをつくっても先の展望がありませんから、初めから世界に通用するレベルを目指すことが重要だと思うのです。

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