インタビュー

製造・技術

株式会社 フルハウス

栃木県足利市出身。大学で電気工学を学び東京のビル管理会社に就職する。程なくして、地元に戻った際に(株)フルハウスを創業した先代から「いずれ経営者に」と誘いを受けて同社に入社。営業を担当し、10年ほどの経験を経て、2018年に代表取締役に就任した。

株式会社 フルハウス
住所 〒329-4213
栃木県足利市寺岡町44
URL http://www.fullhouse-bed.co.jp/

水野 栃木県足利市で脚付きベッドやマットレスの製造を行っている(株)フルハウスさん。さっそく嶋田社長の歩みからお聞かせください。

嶋田 私の父がマットレス製造工場を持っており、先代に貸しておりましたので、小さい頃からマットレスの製造を見たりしておりました。学業修了後は東京で異業種に就いたものの、程なくして地元へ戻ることなり、その際に当社の先代からお誘いいただいて、営業職を任されることになりました。そして10年ほどが過ぎた頃、先代から後を継ぎ代表取締役に就任したんです。

水野 経営者という立場になり大変なこともあったのでは?

嶋田 そうですね。ここ数年のインターネット通販の伸長と共に上昇した運送費を抑えるためにマットレスの圧縮梱包機を導入したり、工場を新設したり、材料をたくさんストックできるように倉庫を増やすなどさまざまな策を講じました。それらを変えたことによって、当社は個別受注生産をしているものの、ご注文から発送まで2~3日で対応することが可能になったんです。ネットショップからではなく当社から直接お客様に商品を発送していることも迅速に対応できている理由の1つですね。

水野 見事に経営の舵を取られましたね。社長のそうした経営者としての素質を先代も見抜いていらっしゃったのでしょう。会社の規模もより大きくなったのではありませんか?

嶋田 そうですね。私が後を継いでからはスタッフの数も増やしました。それでも皆とコミュニケーションはしっかり取っていますし、社内での意見もしっかり吸い上げています。私が新しいことを始める際には、何よりも皆ととことん話し合うことを大切にしてきたんです。というのも、なぜ変える必要があるのか、なぜ変えたいのかを丁寧に説明することが大事だと思っているからなんです。

水野 確かに、しっかり理由を説明してもらえないのは不安にもつながってしまいますからね。スタッフの皆さんに真摯に接する社長は、信頼も厚いと思いますよ。ここまでお話しして、職場環境の良さも伝わってきました。御社のこれからが楽しみです!

嶋田 ありがとうございます。当社はしっかりと独自のブランドを確立した製造会社として販売業者の黒子に徹していますが、より多くの方に当社の商品が国産のベッドやマットレスであることを認識していただくために、最近はSNSの活用を始めたんです。
当社の商品を検索した方が、どこでつくられたベット、マットレスなのかわかっていただければ、それは安心にもつながることでしょう。今後もそうした当社ならではの強みを守りながら、規模を拡充し皆が楽しく働ける環境を維持し続けてまいります。

GUEST COMMENT

水野 裕子

きちんと独自のブランドを確立し大手ショップのベッドやマットレスを製造している(株)フルハウスさん。もしかしたら、私たちも知らないうちに商品を使っていたかもしれませんね。また、嶋田社長は「より一層社内の団結力を強めたい」とも話されていましたし、今後も大きく成長されていくことでしょう。


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