インタビュー

建築

井手塗装

17歳で塗装会社に就職し、厳しい修業を乗り越える。さらに技術を高めるべく東京の会社に転職し、さまざまな塗装を経験した後、地元・千葉県に戻り、顧客により良いサービスを提供し、若い職人がのびのびと活躍できる場をつくりたいという思いから独立を果たした。

井手塗装
住所 〒275-0005
千葉県習志野市新栄1-3-25
URL https://idetoso.jp/

水野 まずは、今も現場で汗を流す井手代表が塗装職人の道に進まれた経緯についてお聞かせください。

井手 私は早く手に職を付けようと考えて高校を中退し、物をきれいにするのが好きだったこともあり17歳でこの業界に飛び込んだんです。その後、2年ほど兄が経営する居酒屋の副店長を務めていた時期もありますが、塗装の仕事に戻ってからは太陽の下で働くほうがやはり性に合っていると実感し、あらためて職人として生きていくことを決意しました。それまでは主に住宅の塗装を手がけていましたが、さらに高い技術を身に付けるためショッピングモールや店舗の塗装をする東京の会社に転職し、昼夜を問わず現場に出て腕を磨いたんです。

水野 幅広い技術を学んだ代表に、いよいよ独立の時が近づいたようですね。

井手 はい。地元の会社に戻った私は平日の昼間に働くだけでは物足りなくなり、インターネットで塗装会社を探しては「夜間や日曜日の仕事をください!」と営業して回ったんです(笑)。やがて、ある会社の社長さんから「仕事は出すが独立したほうがいい」とのアドバイスをいただき、当社を創業しました。すると、上の人間にも物おじしない性格のおかげか、さまざまな会社の方に気に入っていただき仕事が増えていったんです。それと並行して職人も7名まで増員しましたが、実は求人募集をかけたわけでなく全員が知り合い。しかも、私を含めて4人が兄弟なんですよ。

水野 それは驚きました。御社の魅力は、職人さん同士の絆の強さにあるように思えますが、いかがでしょうか?

井手 おっしゃる通りですね。兄弟を中心に家族同然の付き合いをしている仲間が一緒だからこそ、現場でスムーズに動け、たとえ利益に直結しない作業でも誰1人嫌がることなく施工できるのだと思います。実は当社では毎月必ず勉強会を開催しているんです。「塗装の材料一つひとつにどのような役割があるのか」など根本的な知識を身に付けることで施工の品質を保ち、またお客様に質問された時に即座にお答えできるような職人を育成しています。もちろん、私にとっても経営の悩みを相談できる仲間がいるのは心強いことで、月に一度は皆と食事をしながら将来の夢を語り合っています。

水野 和気あいあいとした「井手塗装」さんの雰囲気が伝わってくるようです!

井手 ありがとうございます。実際、お客様から「いい雰囲気だね」とおっしゃっていただいています。おかげさまで売り上げも伸び続けており、現在の目標は2022年に株式会社として法人化を果たすことなんです。当社の職人は皆千葉県で生まれ育ち、少しでも地元に貢献できるように日々学び、より良い工事をご提供すべく努力しております。お客様から「井手塗装に頼んで良かった」と思われるような会社にしていきたいですね!

GUEST COMMENT

水野 裕子

職人さん特有の近寄りがたい雰囲気がなく、常に笑顔で話される井手代表。兄弟で力を合わせ、お客様ともしっかりコミュニケーションを取れる代表からは、大きな安心感とさらなる成長の予感を覚えました。法人化で新たなステップに踏み出そうとされている「井手塗装」さんを私も応援しています!


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