インタビュー

建築

株式会社 道幸

滋賀県出身。高校を中退し、父の勧めで運送会社に就職する。免許取得まで住み込みで修業を積み、18歳で親類が営む土木工事会社に転職。徐々に仕事と真剣に向き合う気持ちが芽生え、28歳の時に独立する。「道幸建設」を創業して順調に規模を拡大し、2021年7月には(株)道幸として法人化。義理人情を重んじる誠実なスタイルで地域の信頼を獲得している。

株式会社 道幸
住所 〒523-0805
滋賀県近江八幡市円山町640番地
URL https://doukoukensetu.com/

滋賀県近江八幡市で土木工事・建設工事を手がける(株)道幸。社長の小川氏は義理人情を大切に約束した品質を守ることで事業を拡大し、若手が伸び伸びと成長できる環境も整えている。仕事と正直に向き合い続ける同氏のマインドに、タレントの原田伸郎さんが迫った。


仕事の厳しさと楽しさを学んだ半生

原田 小川社長は、10代から現場一筋で歩んで来られたそうですね。まずは、独立開業を果たされるまでの半生をじっくりとお聞かせいただけますか?

小川 私は琵琶湖で漁業を営む家に生まれました。学生時代はかなりのやんちゃ者で、最終的には高校を中退することになり―それで、見かねた父が知り合いの運送会社の社長に掛け合って、入社させてくれたんです。不真面目だった私は何度も逃走を図ったのですが、そのたびに先輩たちに探し出されて捕まり、ひどく叱られて(笑)。その中で少しずつ、仕事の厳しさと楽しさを学んでいきました。18歳で免許を取得すると、親戚の誘いで土木工事会社へ移ったのですが、右も左も分からないうちから親方が良い日当を出してくれ、私はまた友達と遊ぶことに夢中になってしまったんです。

原田 その頃は遊びたい盛りの年齢ですから、お金が入ると遊びたくなるというのは自然なことだと思いますよ。

小川 そんなふうに、今一つ仕事に身が入らずにいた中、転機が訪れたのは20歳の時でした。知り合いの重機オペレーターと話をしていたところ、自分の倍以上の給料を稼いでいると聞き、「こうしてはいられない」と仕事に打ち込むようになったんです。また、子どもが小学校に進学するタイミングでマイホームを建てようと計画したのですが、当時の収入ではローンを組むだけで手一杯になることがわかり、家族のためにも頑張らなければと思ったことも大きなきっかけになりましたね。その後、親方に「現場を全部1人で見るから給料を上げてほしい」と直談判すると、「それなら独立したほうが実入りが良くなるぞ」と背中を押され、起業を決意した次第です。

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