インタビュー

医療・福祉

笑顔があふれる社会づくりに貢献したい

矢部 こうしてお話を聞いていると、現在の柳代表の毎日がとても充実していることが私にもよくわかります。

 ええ。日々の生活に困っている方をサポートし、「ありがとう」と言っていただけた瞬間に大きな喜びを感じます。私は「地域のなんでも屋」として「とにかく柳さんに相談してみよう」と言われる存在になることを目標に頑張っているんですよ。まずは地域の方々に当事務所の取り組みを知ってもらい、皆様に信用していただけるようになりたいですね。

矢部 今後の展望などがありましたら、ぜひお聞かせください。

 仕事はすべてボランティアスタッフにお任せし、私自身は時間をつくって、毎日のように高齢者の方や障害のある方と介護付き温泉旅行に行けるといいですね。いろいろな場所に足を運び、いろいろな人たちと出会い、いろいろなことを体験して、たくさんの人たちとお話をさせてもらい、そこから新しいアイデアを生み出す。そしてそれを新しいサービスや資源という形に落とし込んで、笑顔があふれる社会のために還元する――私が実現したい「やなぎ社会福祉士事務所」の仕事とは、そういったものなんです。

矢部 とても素敵なビジョンだと思います!それでは最後に、柳代表からいま困難な状況で苦しんでいる方たちへのメッセージをお願いできますか?

 以前の私は、完璧に準備しなければ物事を始められない性格でした。でも、今は思いついたアイデアをすぐに実行に移すなど、「目標の半分でも達成できればいいじゃないか」と腹をくくることができるようになったんです。ですから、かつての私のように苦しむ方も、「失敗は失敗ではない」と割り切っていただきたいですね。なぜなら人間にとって本当の失敗とは、あれこれ考えすぎて何もしないことだからです!

GUEST COMMENT

矢部 美穂

8年間もうつ病で苦しんでいたとは思えないほどパワフルで、笑顔が素敵な柳代表。今回お話をうかがって、私も「こういう方が近くにいてくだされば安心だな」と感じました。救われたことの恩返しをしたいと地域に貢献し続ける代表のサポートで、お年寄りも障害がある方も、心の悩みを抱える方もどんどん元気になっていくのが楽しみで仕方ありません。ぜひ、さまざまな事業のアイデアを実現していってほしいですね。私も応援していますので、これからも全力で前に突き進んでください!

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