インタビュー

建築

北真工業

栃木県出身。10代の頃に少年院に入るも、さまざまな人との出会いをきっかけに更生する。退院後は解体業者として働き、程なくして社会貢献度の高い企業をつくるべく独立。2020年に地元の仲間と共に「北真工業」を立ち上げた。

北真工業
住所 〒324-0058
栃木県大田原市紫塚1-11-4
URL https://www.hokushin-kougyo.com/

山本 浜本代表はまだ20代前半だとおうかがいしました。その若さで独立されるまでの歩みを教えてください。

浜本 実は私は、10代の頃に過ちを犯し、少年院に入っていたことがあるんです。しかし、当時出会った方々のおかげで、立ち直ることができました。というのも講演に来てくださった方が、「努力は必ず結果として出るものだ」とお話ししてくださったんです。その話を聞き、これからの言動を通じて世の中へ恩返ししたいという気持ちが強くなりましたね。少年院を退院した後は、解体業者で働くことに決めました。程なくして独立し、当社を立ち上げた次第です。

山本 良いタイミングで良い方々と巡り合えたことや、心を動かすような言葉との出合いが重なり、代表の背中を押したのでしょうね。

浜本 そうですね。少年院に入っていたというだけで悪いイメージを持たれることもあります。その一方で、人とは違うことをしてきたという経験が生かされる場面があったり、両親も励まし続けてくれたりしたおかげで前へ歩みを進めていくことができました。また、コロナ禍の中、当社を立ち上げたので大変なこともあったものの皆が支えてくれたことで、事業を軌道に乗せられたので、皆には本当に感謝しています。

山本 代表から周囲の方々に対する強い感謝の気持ちが、私にも伝わってきました。では、事業の内容についても詳しくお聞かせいただけますか?

浜本 主に、一般家屋の解体業を手がけています。その他、橋やトンネルの構築、点検、河川や港湾の工事なども行っているんです。従業員たちと励まし合いながら日々技術を磨いています。そうした職場環境が施工の質の良さにもつながると思っているんです。

山本 チームワークが要となるお仕事だと思うので、皆さんと協力し合いながら事業を進めている代表の姿勢は素晴らしいと思います。私も現役時代にはキャプテンとして仲間とコミュニケーションを図ることを強く意識していました。代表が従業員の皆さんと接する際に心がけていることは何でしょうか?

浜本 私自身も現場に出て皆の褒めるべき点はしっかり褒めて、それぞれが力を伸ばせるようサポートしています。皆にはただ仕事を淡々とこなすのではなく、やりがいや達成感を持って仕事をしてほしいと思っているんです。

山本 一人ひとりとの対話を大切にしていらっしゃるんですね。今後についてはいかがでしょうか?

浜本 ゆくゆくは皆から目標とされるような存在になりたいなと思っているんです。そのためにもまずは、2021年内に土地を購入し事務所を構え、法人化を果たしたいと考えています。そして、仲間を増やし、皆で事業を通じて社会貢献していきたいです。

GUEST COMMENT

山本 隆弘

浜本代表は独立をする際、当時20歳だったということもあって多くの方に反対されたそうです。しかし、やりたいことを追求し現在は仲間と共に事業にまい進していらっしゃいました。まだお若いからこそ、真っ白な画用紙に好きなように夢を描いていけると思うので、これからも挑戦し続けてくださいね!


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