インタビュー

建築

株式会社 幸和

(株)幸和の先代を務めていた父親のもとで育つ。同社の事業に参画し、程なくして代表取締役へ就任した。現在は従来の事業に加え、バリアフリー関連製品の製造にも挑戦し、車椅子用のスロープをつくるなど、新たな分野へも積極的に取り組みながら、まい進中。

住所 〒292-0801
千葉県木更津市請西1-20-27
MAIL kouwa7639@able.ocn.ne.jp
URL http://www.kouwa7639.jp/

 榑松社長は、お父様の会社を継がれて社長となられたそうですね。

榑松 ええ。私は学業修了後は、工場などの設備関係の仕事を選び、現場監督として現在当社でつくっているような機械の取り付けを行っていました。当社の事業に参画してからは、こうした工業機械が非常に細かい部分にまでこだわってつくられていることを知り、驚きましたね。人間の技術と機械の利便性、両方があって初めて成り立つ仕事なのだと感じましたし、1つの機械をつくるために、各部品の寸法を出して加工を施すという製造の奥深さを知りました。

 では、後を継がれてみて変わったことなどありますか?

榑松 従業員たちの暮らしを守らなければならないという責任は、より強く感じるようになりました。また、従業員とは一緒に新たな目標を考え、それを実現するための加工機械を選び、予算をつくり機械を購入した後は共に勉強をして技術を学んでいます。そして一緒に動かせるようになることで、従業員自身のスキル向上と当社の技術力・生産性のUPにつなげていければと考えているんです。

 素晴らしいお考えだと思います。では、お仕事についても教えてください。

榑松 当社では製鉄所で使用するダクトや製造用の装置、部品、あるいは設備そのものをつくっています。
 一人ひとりのお客様の希望を形にしているので、同じものをたくさんつくって販売している製造会社とは違う点が当社の特長です。

 時には難しいご依頼もあるのでは?

榑松 そうですね。しかし、どんなご依頼がきても断らず受けさせていただいています。それが当社のモットーでもあるんですよ。どのようなご要望にも対応させていただけるように機械も増やし、体制を整えていますので、安心してお任せいただければと思います。例え図面がなかったとしても、当社でスケッチするところから対応させていただきますよ。

 それはすごい!技術があるからこそフレキシブルに対応できるのでしょう。

榑松 ありがとうございます。これからも従業員一同、質の高い製品を提供し続けるとともに、当社ならではの対応力で、国内の製造業界に貢献させていただければと思っています。また、今後は工業用の製品だけでなく、バリアフリー関連のものなど一般の方々の暮らしに使用できる製品にも注力したいですね。
 実は、その先駆けとして車椅子用のスロープを製作したんです。当社としては初めての試みでしたが、これからも新しいことに積極的に挑戦し続けていきたいですね。

▲直径Φ3700mm SUS310S シールポット


▲耐摩耗材(EH400)サイクロン式集塵装置
GUEST COMMENT

嶋 大輔

さまざまな製造品をつくっていらっしゃる(株)幸和の榑松社長。お客様のご要望に真摯に応えるその姿にとても感銘を受けました。また、常に向上心を持って、前進する姿勢にも胸を打たれましたね。新たな取り組みに挑戦されるこれからの社長のご活躍を応援しています。


amazonからのご注文
2021年10月号
COMPANYTANK 2021年9月号

巻頭企画「天馬空を行く」には、井上尚弥選手を始め数々の世界チャンピオンを輩出している大橋ボクシングジムの大橋秀行会長と、ボクサーを支援しつつ新規事業「ライフメイクパートナーズ」で躍進する日本リアライズ(株)の大橋孝行社長がご登場。互いを兄と慕う2人が、挑戦の意義や逆境を乗り越える方法について語り合う、“ダブル大橋対談”をお見逃しなく!

定期購読のご案内
 

interviewer's eye

カンパニータンクのインタビュアとして活躍されている各界の著名人たちに本誌編集局が逆インタビュー。

水野 裕子 鶴久 政治 時東ぁみ 駒田 徳広 矢部 美穂 名高達男 宮地 真緒 杉田 かおる 畑山隆則