インタビュー

製造・技術

有限会社 オプス・ケーティー

長年にわたってチェーンメーカーに勤務し、山梨支店の支店長なども経験。その後、指輪の工房でものづくりを学び、独立を果たす。業容を拡大し、(有)オプス・ケーティーを設立。現在は、山梨と東京の2 拠点で、レーザー彫刻機を使った金属加工やゴルフクラブのシャフト調整などをメインに手がけている。

有限会社 オプス・ケーティー
住所 〒409-3861
山梨県中巨摩郡昭和町紙漉阿原2573
URL https://utility.tokyo/

宍戸 こちらでは、レーザー彫刻機を使った金属への印字や加工をされているそうですね。まずは、開場社長が独立するまでの歩みからお聞かせください。

開場 私は以前はチェーンメーカーに勤務し、山梨支店の支店長も経験しました。そこに10年ほど勤めた後に、指輪の工房でものづくりを学んだんです。やがて師匠から独立を後押しされ、レーザー彫刻機を使用した工房としてスタートしました。独立して5年で、一緒に働く仲間が増え当社を設立しましてね。現在は、ここ山梨県と東京都の2拠点で事業を展開しているところです。

宍戸 どんなものを手がけていらっしゃるのか気になります。

開場 当社では指輪などへの刻印をはじめ、記念品の盾やオーナメントなど、ご依頼いただくお仕事の内容は多岐にわたります。「どんな仕事も断らないこと」が私の方針で、これまでにレーザー彫刻機を使えないような小さいサイズのものも手作業で手がけたことがありますよ。

宍戸 社長ご自身、職人として20年以上のご経験を積み上げてこられたからこそ、なせる業なのでしょうね。ところで、最近ではゴルフ関連のお仕事も始められたとうかがいました。

開場 ええ。ゴルフクラブにはヘッドとグリップをつなぐシャフトと呼ばれる部分があります。これは量産品なので、人によってはシャフトの硬さや重さが合わないこともあるんです。そこで、専用の測定器で測定することで、その人に合ったシャフトに矯正していきます。もちろん、クラブに刻印することもできますよ。

宍戸 とても珍しいお仕事ですよね。

開場 当社の理念は、今までにないものをつくること。斬新なアイデアを形にし、誰も挑戦していないようなことをビジネスとして成立させていきたいんです。

宍戸 代表の理念は、スタッフさんにもしっかり伝わっているのでしょうね。

開場 スタッフには「まずはチャレンジしてみよう」と常日頃から呼びかけています。そうすることで、何かを言われたときに「できない」と諦めるのではなく、いろいろ方法を模索することでお客様に納得していただける提案をできるようになりますし、自分のスキルも磨かれます。そうすると、スタッフの中から新しいアイデアが生まれてくるようになるんです。今いるスタッフには、当社での経験を糧にして次のステップへつなげてもらえれば、嬉しいですね。

宍戸 スタッフさん思いで、感銘を受けました。最後に、今後のビジョンについてはいかがですか?

開場 私の最終目標は当社を分社化して、スタッフそれぞれがやりたいことを見つけ、経営者になってもらうことなんです。また、ステンレスでランプシェードをつくり、個展を開催してみたいという夢もあるので、その目標に向かって今後も確かな仕事を続けてまいります。

GUEST COMMENT

宍戸 開

「スタッフには『脳に汗をかくまで考えろ』と常に言っているんです」と語ってくださった開場社長。そのお言葉からは、仕事とスタッフさんに対する情熱を感じました。経営者として先を見据えていることに社長の力量を感じましたし、この方の下に付けば、きっと立派な職人さんに成長できるでしょう。


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