インタビュー

スペシャリスト

コンサルタント視点の革新的な学習塾

石黒 2021年3月には、学習塾「MaBY」を新たに立ち上げられたそうですね。こちらの経緯についても教えてください。

佐藤 2019年に、アメリカの大手企業が集まるシアトルへ行く機会があり、若い人材が積極的にプレゼンをして新規事業の投資を受けられる環境が整っていることに感銘を受けたんです。教育に関しても、例えば日本で図書館をつくるには役所が主導しなければなりませんが、アメリカでは「ないなら私がつくる」と民間で建てることができる。その様子を目の当たりにして、「私も日本で新しい教育の仕組みをつくろう」と意欲が高まり、当塾の立ち上げに至りました。

石黒 と言うことは、通常の学習塾とは大きくスタイルが異なるのでしょうか?

佐藤 はい。もともと、学校の一律的な授業では学びに限界があると感じていた私は、コンサルタントとして培ったノウハウを生かし「学び方」そのものを指導するスタイルを確立させました。2020年には学習指導要領も刷新され、生徒たちが能動的に学ぶ「アクティブラーニング」の重要性は高まるばかり。そこで当塾では、まず学習法を伝授し、その後はどんどん問題を解かせるアウトプット学習へ移行します。小学1年生から高校生まで、計18万ページにおよぶテキストや教育動画を自由に使ってもらい、居心地の良さを追求した自習室も使い放題。自主的に机に向かえる環境で、自分のできること、苦手なことをしっかり把握してもらえたと思っています。

石黒 子どもたちが自ら学び、発信する力が身に付いていくのですね。それはそのまま「生きる力」にもなりそうです。

佐藤 おっしゃる通りです。私としても正にそこを見据えていて、ゆくゆくは戦略的に人生を生きるための全体的な考え方を学べる場を創出したいと考えています。先に述べた新しい学習指導要領では、高校生からお金に関する授業が始まることも明記されており、私たちもそれに合わせて資産やお金のリテラシーを高めるための「資産教育」に力を入れていくつもりです。その際は、生徒だけでなく親御さんも一緒に学べる仕組みを整えようと思っています。また、2021年8月には大学・出版社とコラボし、心理学の先生や元オリンピック選手をお招きして、ストレスマネジメントや身体の管理について小・中学生に話をしていただく企画も進行中なんですよ。

持続可能な社会の実現に貢献

石黒 複数の分野で横断的に事業展開をされている佐藤社長は、この先ますます活躍の場を広げていかれそうですね!

佐藤 実は、私は(株)SDGsという会社も経営しており、履き古したバスケットボールシューズを発展途上国に寄付したり、インドで手洗い場・トイレを設置したり、自然災害に見舞われた地域の復興支援を行ったりと、さまざまな社会貢献活動に取り組んでいます。「SDGs=持続可能な開発目標」とは、例えば途上国で井戸を掘り、水を売ったお金で新しい井戸を掘るというように、持続的に発展していけるサイクルをつくることが本分であり、私はそれを教育の領域でも実現できると確信しているんです。これからも、コンサル、学習塾、資産教育、SDGsの4つを連動した1つの事業ととらえ、皆様のより良い人生に寄与できるよう、着実に歩みを進めてまいります。

GUEST COMMENT

石黒 彩

ご自身がわくわくすることに挑戦し、「あったらいいね」と皆から望まれるサービスを実現してくださる佐藤社長。その姿勢をお聞きして説得力と大きな安心を感じました。将来が見通せない時代だからこそ、佐藤社長のコンサルティングや教育は欠かせないものとなるはず。これからもぜひ、人生のあらゆる「困った」を解決していただきたいと思います!

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