インタビュー

建築

大塗建

16歳で塗装業界に足を踏み入れて以来、さまざまな会社で経験を積み、2014年に25歳で「大塗建」を創業。外壁塗装をメインに手がけつつ、「ロープアクセス」という足場を組まない施工方法を採用し、さまざまな工事に対して臨機応変に対応できる態勢を整えている。

大塗建
住所 〒465-0068
愛知県名古屋市名東区牧の里1-906
シティライフ牧の里307
URL https://www.hirotoken.com/

畑山 笠竹代表はお若いのに塗装業界の経験が豊富だそうですね。こちらは「ロープアクセス」という珍しい技術を駆使している会社だとうかがいました。その工法について教えてください。

笠竹 私は今32歳で、独立して8年目になります。「ロープアクセス」は所定の場所からロープを吊るし、そこにぶら下がって外壁を施工していく工法です。もともと岸壁調査や橋梁の検査に使われていた技術で、それが建築業界に取り入れられて今に至るそうです。当社はロープアクセス協会の講習をきちんと受け、2020年から「ビルスター47愛知支店」として活動し、この工法を使って塗装工事の他、ビルメンテナンスや外壁保修も行っています。

畑山 その工法を用いると具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?

笠竹 一番は足場を組めないような場所でも作業できる利便性の高さです。作業内容によっては工期を短縮できます。建物が密集している場所や歩道を使わなければ足場が組めないような場所では特に重宝される技術で、一般住宅よりもビルやマンションの現場に向いていますね。

畑山 怖そうな作業ですが、どのくらいの高さまで適用できるものなのですか?

笠竹 風速10m以上の風がなければ、かなりの高層階でも作業ができます。周りの職人の中には、20階くらいで作業をした人もいると聞きました。確かに一見怖そうに見えるかもしれませんが、実際は安全性が確保されており、作業をしていても安心感がありますよ。

畑山 実際にこのやり方を取り入れてみて、手応えはどうでしょうか?

笠竹 非常に優れた技術で、やっていて手応えもあります。一方、まだ認知度が低いと感じているので、今後のPR活動で少しでも多くの方に知っていただければいいですね。そのためは、地道に実績を積み上げていくことが重要になってきます。京都や大阪ではある程度普及が進んでいますが、愛知ではまだそれほど実績がないので、小さな工事からコツコツやっていくつもりです。今は下請けとして仕事をすることが多いのですが、いずれは直接取り引きできるクライアントを増やしていければと考えています。

畑山 日々のお仕事の中で、気を付けていることがあればお聞かせください。

笠竹 一番はお客様とのコミュニケーションですね。施工中の画像をLINEで随時送り、現場の様子をチェックしていただいています。LINEを活用し意思疎通を図り、アフターメンテナンスにも力を入れるなどして、お客様に安心感を届けられるよう常に心がけているんです。

畑山 今後の目標はいかがですか?

笠竹 会社の認知度を高めて法人化を果たすことが当面の目標ですね。将来的には大通り沿いに自社ビルで事務所を構え、多くの人が集まることができる環境をつくりたいと思っています!

GUEST COMMENT

畑山 隆則

笠竹代表はまだお若いのに実にしっかりしていて、頼もしさを感じました。どの分野でも新しい技術が広まるまでには時間がかかるものですが、ひとたびきっかけさえつかめば一気に認知度も上がるでしょうし、その後のお仕事にもつながっていくと思います。代表の今後のご活躍を私も期待しています!


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