• TOP
  • >
  • インタビュー
  • >
  • 産業保健プランニング SaiTo 代表 / 保健師 / コンサルタント 斉藤 智子

インタビュー

スペシャリスト

産業保健プランニング SaiTo

看護師として外科病棟に勤務し、「防げる病気は未然に防ぐ」ことの大切さを実感。予防医学の道に進むため保健師の資格を取る。その後、20年にわたり多種多様な企業の産業保健師として活躍。2021年2月に「産業保健プランニング SaiTo」を立ち上げた。

産業保健プランニング SaiTo
住所 千葉県松戸市
URL https://www.shpst.jp/

吉井 まずは、斉藤代表が独立されるまでの歩みからお聞かせください。

斉藤 私は、大学で看護師の資格を取り外科病棟のナースとして働いていました。そこで患者様のケアをするうちに「防げる病気は未然に防ぎたい」と考えるようになり、もともと予防医学に興味を持っていたこともあって保健師の資格を取得したんです。その後はさまざまな企業で社員の健康を支えつつ、より踏み込んだサポートをするために医療コンサルティング会社の産業保健部門でも活動し、2019年に個人事業主として独立、2021年に事務所立ち上げに至りました。

吉井 私の知り合いにも、職場環境が原因で退職を余儀なくされた人がそれなりにいます。代表は、そうした方を守るお仕事をされているということですね。

斉藤 その通りです。もっとも、私がこの仕事を始めた25年前は生活習慣病や肉体的な労災を防ぐ仕事が中心だったのですが、近年は人間関係や長時間労働によるストレスといった精神面の悩みをケアすることが重要なテーマになってきており、時代の変化を感じます。そこに対応するためにも、常に最新の知識を入れ続けたり、アドバイスする際の表現を工夫したりしていますし、それが自分自身の成長にもつながっていると感じられてやりがいを覚えるんです。

吉井 世の中の流れに合わせたスタイルを模索され続ける姿勢にプロ意識の高さを感じます。さらに、コンサルタントの視点でも助言してくださると。

斉藤 ええ。個人のサポートはもちろん、会社全体で健康に働ける職場づくりを進めるための助言もさせていただいています。今は社員の健康を重視することが社会へのアピールにつながる時代。若い人たちも、自分を大切にしてくれるかどうかで就職する会社を選ぶようになっています。だからこそ、「健康診断を定期的に実施する」「ストレスのない環境を構築する」といった活動が、企業にとって大きなブランディングになるんですよ。

吉井 そうした活動を推進するには、経営者の方との信頼関係も重要になると思います。コミュニケーション面で気を付けていらっしゃることはありますか?

斉藤 経営者様を含め会社で働く人というのは、周囲の評価や反応が気になってなかなか自分の悩みを仲間に相談できないものです。そこで、私は誰に対しても中立の立場であることを意識して、フラットな状態で悩みを打ち明けていただけるよう心がけています。また、多様化する価値観も大事にしています。

吉井 頼もしいお言葉です。代表の活躍の場はこの先ますます広がっていくと思います。今後についてはいかがですか?

斉藤 産業保健の分野で活躍する優秀な人材を育てるべく、これからは保健師の教育にも力を入れたいですね。人の人生に触れ、時に励まし、時に励まされるこの仕事の魅力を多くの方に伝え、仲間を増やして企業で働く皆様の健康にますます貢献できるよう歩んでいきたいです。

GUEST COMMENT

吉井 怜

昨今のコロナ禍を踏まえ、密を避けるオフィスレイアウトなども提案されているという斉藤代表。難題が増え続ける職場環境を改善するためにも、産業保健師さんの存在は必要不可欠。経営者の方も社員の皆さんも「自分には関係ない」と思わず、会社の発展を目指すならぜひ代表に相談していただきたいですね。


amazonからのご注文
2021年10月号
COMPANYTANK 2021年9月号

巻頭企画「天馬空を行く」には、井上尚弥選手を始め数々の世界チャンピオンを輩出している大橋ボクシングジムの大橋秀行会長と、ボクサーを支援しつつ新規事業「ライフメイクパートナーズ」で躍進する日本リアライズ(株)の大橋孝行社長がご登場。互いを兄と慕う2人が、挑戦の意義や逆境を乗り越える方法について語り合う、“ダブル大橋対談”をお見逃しなく!

定期購読のご案内
 

interviewer's eye

カンパニータンクのインタビュアとして活躍されている各界の著名人たちに本誌編集局が逆インタビュー。

水野 裕子 鶴久 政治 時東ぁみ 駒田 徳広 矢部 美穂 名高達男 宮地 真緒 杉田 かおる 畑山隆則