インタビュー

建築

市ノ瀨塗装

塗装屋を営む家庭に生まれ、小学生の頃から現場の仕事を手伝う。学業修了後は見聞を広げるため一般企業に就職し、約8年間の勤務の後に家業へ戻った。現在は三代目代表として東京都多摩市にて、横のつながりも駆使しながら地域に根差した事業を展開中。

市ノ瀨塗装
住所 〒206-0022
東京都多摩市聖ヶ丘3-4-16
URL https://www.ichinose-tosou.com/

鶴久 「市ノ瀨塗装」さんは、とても長い歴史をお持ちだそうですね。

市ノ瀨 そうなんです。もともと私の祖父が立ち上げ、私は3代目でして。幼い頃から現場に遊びに行ったり、手伝ったりしていましたから、この業界に歩みを進めることは自然な流れでしたね。ちなみに、現場にデビューしたのは小学校5年生の頃なんですよ。当時は、足場を組まされてばかりでしたね(笑)。

鶴久 幼い頃から先代を含む職人の方々の背中を見て育ってこられた、と。

市ノ瀨 はい。とはいえ、学業修了後は社会勉強のために一般企業に8年ほど勤めていたんです。程なくして、改めて現場での仕事の楽しさを再認識し家業に戻りました。

鶴久 会社員としてのご経験もあるとは驚きました。ぜひ、このお仕事の魅力についても教えてください。

市ノ瀨 日々変化が感じられるという点ですね。現場ごとに違った特徴があるので、さまざまな経験を積めることができますし、そこにおもしろさがあると思っています。

鶴久 では、こちらの陣容についてもお聞かせいただけますか?

市ノ瀨 現在は私を入れて7人で活動しています。忙しいときには、地元の仲間たちが手伝ってくれることもあるんですよ。彼らの中には塗装以外の業者として活躍している者もいますし私自身も大工の経験があるので、当社は塗装業者でありながら、工務店のような存在といっても過言ではありません。

鶴久 いろいろな方と協力して事業を進めていらっしゃるんですね。

市ノ瀨 ええ。私は、横のつながりを何よりも大事にしているんです。ライバルとして他社を蹴落とすのではなく、切磋琢磨し合って共に仕事をしていきたいと思っています。忙しいときには助け合い、情報を共有する。そんな間柄を築いていけるよう意識しているんです。

鶴久 そんな代表の人柄に引かれて集まってくる方も多いと思いますよ。他にも気を付けていることはありますか?

市ノ瀨 従業員たちに対しては、自発性を重んじて、何でも任せるようにしていますね。もちろん、技術的にフォローが必要な場合はしっかりとサポートしていますので安心してご依頼いただければと思っています。

鶴久 そんな代表の今後のご活躍が楽しみです。おじい様の代から続いている会社を後進にもつないでいただくために、ぜひこれからも地域に根差した事業を進めていってくださいね。

市ノ瀨 ありがとうございます。そのためにまずは、目の前のことにしっかりと取り組み安定した現状を維持できるようにしていきたいですね。規模を大きくするのではなく、私の手の届く範囲で事業を進めていけたらな、と。今後も地元密着型で頑張り続けます。

GUEST COMMENT

鶴久 政治

「市ノ瀨塗装」さんは、市ノ瀨代表のおじい様が前身となる企業を創業してから75年という長い歴史をお持ちだそうです。地域に根差し、他社の方やご友人や後輩の皆さんとのつながりを大切にしておられる代表は、きっと多くの方からの信頼を集めていらっしゃることでしょう。


amazonからのご注文
2021年9月号
COMPANYTANK 2021年9月号

巻頭企画「天馬空を行く」には、ドラマやバラエティ番組で活躍中の女優・田中道子さんがご登場!内向的だったという幼少時代から、仕事における信念、地方活性化への思いまで、ここでしか読めない内容がたっぷりのインタビューです!

定期購読のご案内
 

interviewer's eye

カンパニータンクのインタビュアとして活躍されている各界の著名人たちに本誌編集局が逆インタビュー。

時東ぁみ 駒田 徳広 鶴久 政治 矢部 美穂 名高達男 水野 裕子 宮地 真緒 杉田 かおる 畑山隆則