インタビュー

建築

旧知の仲で信頼できる職人に施工を依頼

宮地 改めてうかがいますが、社長はどのようなポリシーでお客様と向き合っていらっしゃるのでしょうか?

 一般的な工務店では項目ごとに費用を積み上げて見積もりを出しますが、私は最初にご予算をお聞きして、その範囲で実現できるリフォームの内容をこちらからご提案するようにしています。自分が持っている引き出しの中で工夫を凝らし、少しでも安いコストでお客様の想像を上回る設計や施工をすることが当社のポリシーです。そのためには、お客様にも細かい打ち合わせに参加していただくことが重要になってくるんです。

宮地 お客様との関係をしっかりと築くことができているからこそ、他社には難しい価格で高品質のリフォームを提供できるのでしょうね。コストを抑えられる秘訣はまだまだありそうな感じがします。いかがでしょうか?

 当社は新築住宅の設計・施工も承っています。その理由の1つは、材料の取り引きを通じて問屋やメーカーとのつながりを保つためなんです。例えば問屋の倉庫に眠っている在庫品などを安く買えれば、リフォームで活用することもできますから。さらに、現場での施工にもさまざまな工夫を凝らしています。当社のリフォームでは必ず、付き合いが長く信頼の置ける職人さんに施工を依頼しています。彼らは既存の設備をつくり直す際も、私が気付かなかった点を的確に指摘して、使いやすく耐用年数が伸びる工夫をするなど、次々に課題を解決してくれるんです。

宮地 お客様や職人さんとの協働でお仕事に取り組む姿勢が、安心して長く暮らせる住まいを実現していることがわかりました。社長は理想的な環境で事業に取り組めているのではないですか?

 そうですね。リフォームのきっかけとなる要因はさまざまですが、「何とかならないか」というご相談からお客様の生活に寄り添って、ずっと住み続けられる住宅につくり変える仕事は本当にやりがいがあります。また、現場で汗を流す職人さんと力を合わせて家づくりに挑んだ結果、他の工務店で断られた古い住宅でもご相談をいただくことが増えてきて、とても嬉しいです。

宮地 最後に、リフォームに懸ける社長の意気込みをお聞かせください!

 私たちは、どんなに小さな改築でも以前より使いやすくすることや、お客様とのわくわくする家づくりを忘れません。「リフォームして良かった」と言っていただくため、これからもいっそう業務にまい進します!

実例写真(Before After)

築60年の狭小住宅を、若い夫婦と3人の子供たちの住まいにフルリノベーション。性能はもちろん、機能やデザイン、細かな工夫を随所に散りばめて、現代の住宅に仕立て上げた。榮社長と職人仲間たちによる力作だ。
GUEST COMMENT

宮地 真緒

私は家にいるのが好きなので、自宅の居心地にはこだわっています。築40年を超えるとは思えない榮社長のご自宅はとても落ち着く空間でしたし、建築の仕事に楽しんで取り組んでいる様子が伝わってきました。お客様や職人さんとの連携を大事にする社長なら理想の家を実現してくれるはず。これからも大勢のお客様に喜びを提供してください!

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