インタビュー

建築

株式会社 サカエデザイン

1980年、兵庫県出身。大学時代から大手設計事務所で働き、ヨーロッパや南米への出張を数多く経験する。大手設計事務所で5年、デベロッパーで3年、工務店で8年の経験を積んだ後に独立。2020年に(株)サカエデザインを創業した。ようやく手に入れた理想の環境で、リフォームや新築住宅の設計・施工を手がけている。

株式会社 サカエデザイン
住所 〒216-0015
神奈川県川崎市宮前区菅生4-16-27-1
URL https://www.sakaedesign.net/

豊富な経験と知識を兼ね備えた(株)サカエデザインの榮社長は、顧客との打ち合わせや現場の職人との連携を重視。設計の枠を超えた奮闘で、いつまでも住みたくなるリフォームなどを手がけている。女優の宮地真緒さんも「安心できる」と納得の表情を見せていた。


工務店勤務時代に家づくりの喜びを実感

宮地 榮社長は、もともと建築の道を目指していらっしゃったのでしょうか?

 はい。私は高校時代から建築家を志して大学進学し、在学中から大手設計事務所の仕事を手伝っていたんです。国際的なコンペに参加するためヨーロッパへ行ったり、住宅の建設のために南米に飛び、現地スタッフの家に数ヶ月居候したりと、充実した日々を送っていました。海外での経験は、その後の私にとって大きな意義があったと感じています。

宮地 卒業後は、情熱を傾けた建築の仕事にまい進されたのでしょうね。

 手伝いを続けていた設計事務所に入社しました。ただ大手の設計事務所の仕事は、図面を描いた後はゼネコンさんに任せることになりがちなんです。もう少し自分の手が届く範囲で建築と向き合いたいと考えた私は、住宅デベロッパーに転職しました。ところが、ここでも規格化された工業製品をつくるような仕事ばかりだったんです。違和感を覚えた私は、3年後、新しい工務店の設立から参加しました。そこでは現場の職人と濃密な付き合いをしながら家づくりを基礎から学ぶことができました。

宮地 さまざまな立場から建築の仕事に携われたことは、社長にとって良かったのではないですか?

 ええ。その経験を生かし、周囲から応援してもらいながら2018年に個人事業主として独立し、2020年に当社を立ち上げることになりました。当社の事業の中心は住まいのリフォームです。本日お越しいただいている私の自宅兼事務所も、築40年の家屋を購入し内装を大きくつくり変えたものなんですよ。

宮地 実にモダンなご自宅で、とても築40年とは思えません!

 ありがとうございます。もともとこの家は2階に3部屋あったのですが、うち1部屋を吹き抜けに改造したところ、床下から職人の足跡がついた梁が出てきたので、その梁を当時の名残りとしてそのまま残すことにしました。キッチンや浴室の位置も大幅に変え、庭には子どものために砂場を新設するなど、建築家としての理想を詰め込んだ私の原点のような住まいになりました。

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